50代から考える お金の減らし方

「お金は守るもの」という固定観念を壊し、お金を“減らしながら”幸せになるという、他の本にはない新しい視点を与えてくれる一冊として紹介されています！

多くの人が老後のために貯めたお金を、実際にはほとんど使わずに人生を終えているというデータがあるそう。せっかく貯めたのに使えていないのはもったいない、という現実から、本書では人生を豊かにするためのお金の使い方が学べるとのことです。

幸福度を高めるお金の使い道

意味のある支出をするためには、まず「自分が何に幸せを感じるか」を知ることが重要だと説明されています。その鍵となるのが以下の3つだとか。

• •健康: 栄養バランスの良い食事や運動への投資は、将来の医療費を減らすだけでなく、毎日を快適に生きるための土台になるそう。
• •人間関係: 友人との食事や家族旅行、会社や家族以外の居場所（サードプレイス）への支出は、幸福度へのリターンが最も大きい「幸せな投資」だと紹介されています。
• •趣味: 大げさなものでなくても、なんとなく続けている「隠れ趣味」が複数ある人ほど幸福度が高いというデータがあるそうです。

後悔しない人生のための具体的なツールとプラン

漠然とした不安を解消し、行動に移すための具体的な方法も満載です。

• タイムバケットを活用する

  • •人生を5〜10年ごとに区切り、やりたいことを書き出すシンプルな方法が紹介されています。
  • •「何にお金を使えば人生の満足度が上がるか」を考えるきっかけになり、今やるべきことが逆算で見えてくるようになるそうです。

• 50代からの具体的な資産形成プラン

  • •70歳までに1000〜1500万円の資産を持つことを目指す、段階的なプランが示されています。
  • •50代では「キャッシュイズキング」（生活費の半年分は現金で確保）を基本に心の安定を保ち、60代で運用と積立を継続。
  • •70代以降は資産の一部を、配当を生み出す「キャッシュフロー資産」に変えることで、「年金・現金・配当」の3つの支えで安心感を得る方法が解説されているそうです。

具体的な数字とステップで将来を設計することで、お金の不安は解消できるものだと感じられる一冊だとか。50代・60代はもちろん、20代から40代の方も必見の内容で、本当に面白い一冊とのことです！