あなたの話が「伝わらない」のは声のせい

自分の声が好きじゃない、自信がない、という方に是非手に取ってほしい一冊として紹介されています。言葉の使い方は学校で習っても、「声」の出し方を学ぶ機会はほとんどありません。しかし、人の第一印象の約4割は声で決まり、特にオンラインが普及した現代では、その重要性がさらに増しているそうです。

この本で紹介されている「住谷メソッド」は、誰でもすぐに実践できる簡単なものばかりで、知っているだけで人生が楽になるかもしれない、とのこと。

• 自分の本当の声を見つける
  簡単なワークで自分のナチュラルな地声を見つける方法が紹介されています。この「本音」とも言える声で話すことで、相手との間に信頼関係が築きやすくなるそうです。

• 地声を「華やかな声」に変えるトレーニング
  ペットボトルとストローを使った「ストローブクブクトレーニング」を毎日続けるだけで、地声がパッと明るく、アナウンサーのように華やかになるんだとか。腹式呼吸が自然と身につき、息が長く続くようになるため、説明力の向上にも繋がるそうです。

• 滑舌の悩みを解決するトレーニング！
  「手術」や「キャリーパミュパミュ」といった言いにくい言葉も、簡単なアクションを加えるだけで「すごい言いやすい！」と驚くほどスムーズに言えるようになる様子が紹介されています。また、舌を思いっきり出して発声する「舌出しトレーニング」は、喉の奥の詰まりが取れて「めっちゃ言いやすいです！」と思わず声が出るほど効果が実感できるそうです。

• 相手の心を開く「相槌」の打ち方
  無理に高い声を作らなくても、リラックスした地声で相槌を打つだけで、相手は「本心で聞いてくれている」と感じ、もっと話したくなるんだとか。

「人前で話すのが苦手」というのは、「シーンごとに声を変えなければいけない」という思い込みが原因かもしれません。この本を参考に少し習慣を変えるだけで、声の印象が大きく変わることを体験できると紹介されています。動画で紹介されているのはほんの一例で、本には他にもたくさんのメソッドが詰まっているそうです。