
【改訂版】本当の自由を手に入れる お金の大学
【お金の授業 23限目】自動車保険を見直そう【改訂版 お金の大学 P124~P129】
両学長 リベラルアーツ大学さんが紹介
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この書籍の内容を解説した動画によると、「お金の大学」では、多くの人が悩みやすい自動車保険の見直しについて、具体的な考え方や行動が示されているそうです。
自動車保険の基本的な考え方
まず、自動車保険は「自賠責保険」と「任意保険」の2種類に分けられると説明されています。
任意保険はさらに、相手への補償である「対人・対物賠償責任保険」と、自分の車のための「車両保険」に分けて考えることが重要だとか。
対人・対物賠償責任保険は必須!
- •過去には5億円を超える賠償判決も出ており、自賠責保険だけでは全く足りないため、対人・対物賠償責任保険は限度額無制限で絶対に加入すべきと紹介されています。
- •ただし、契約内容は見直しの余地があるそうです。特に「年齢条件」は、契約者・配偶者・同居の親族にしか適用されないため、友人が運転する場合を想定して条件を緩める必要はない、という点は見落としがちなポイントとして挙げられています。
車両保険は不要!
動画内では「車両保険は全くいりません!」と断言されています。その理由は以下の通りだそうです。
- •保険料が高くなる: 車両保険の有無で、年間約3万5000円もの差が出ることがあるとのこと。
- •等級制度の存在: 軽い事故で保険を使うと、翌年からの保険料が上がってしまい、結果的に損をすることがある(例:修理費5万円に対し、3年間で保険料が6万円上がる)。結局、修理費を後払いしているようなものだと解説されています。
- •全損しても新車価格は出ない: 車の価値は年々下がる(時価額)ため、支払われる保険金は購入価格よりかなり低くなるそうです。
- •軽い事故では使いにくく、大きな事故でも使いづらいため、かなり使うタイミングが少ない保険だと結論づけられています。
保険で備えるべきリスクとは
保険の原則は「低確率・大損失」(起こる確率は低いが、起きたら人生が破綻するもの)に備えることだと説明されています。
- •対人・対物賠償は何億円にもなりうる「大損失」なので、保険で備えるべき。
- •一方で、自分の車の修理費用は人生が破綻するほどの「大損失」ではなく、貯金で備えるべきとされています。「修理代が払えないくらい貯金がない人が無理して車を買うべきではない」とも述べられています。
まとめ
- •JAFも保険の一種であり、「大損失」には当たらないため不要だとか。
- •自動車保険は、一括見積もりサイトで毎年比較するのがおすすめとのこと。
- •最終的に、本当に必要な民間保険は「生命保険(扶養家族がいる場合のみ)」「火災保険」「対人・対物の損害保険」の3つだけ、とまとめられています。
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