競争の作法 いかに働き、投資するか (ちくま新書 851)

競争の作法 いかに働き、投資するか (ちくま新書 851)

TBS CROSS DIG with Bloomberg
【300兆円の運用に“異例の注文”】エコノミスト唐鎌大輔/GPIFが方針変更なら円高要因/日銀のあるべき姿「ゼロ回答」/日本は“監視リスト”に「為替報告書」の読み方 /見るべきは実質GDI【エコラボ】

TBS CROSS DIG with Bloombergさんが紹介

おすすめコメント

「5回ぐらい読んだ」と言われるほど、すごくおすすめの一冊として紹介されています!
2015年度のエコノミストが選ぶ経済書にも選ばれた良書だそうです。

この本では、多くの人が感じているであろう「豊かさ」と「幸福感」のズレについて、理論的に深く考察されているとのこと。

  • 経済的な豊かさ(実質GDP)が向上しても、それが必ずしも個人の幸福感にはつながらない、という問題意識が示されているそうです。
  • 「幸せとは、漫然と生きていただけではなれず、意識的にならなければなれない」という、ハッとさせられるような考え方も紹介されています。
  • 豊かさを測る指標として、生産の概念である「実質GDP」だけでなく、より私たちの実感に近い所得の概念「実質GDI」に注目すべきだと提唱されています。

特に印象的だと紹介されているのが、本のタイトルにもなっている「競争の作法」という考え方です。
エピローグでは「勝っている時は散々持ち上げておいて負けると手のひを返したかのように散々こき下ろすことばかりをやってきた」結果、「日本社会全体で競争との付き合い方、すなわち競争の作法が随分と悪くなってきたのではないだろうか」と問いかけられているそうです。

仕事や投資など、現代社会で避けて通れない「競争」と、いかにして向き合うべきか。そのヒントが得られる一冊だとか。
出版から年月が経っているにもかかわらず、「全然古びていない!」「脅威的」と評されるほど、今こそ読む価値がある本としておすすめされています。

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