How Countries Go Broke: The Big Cycle (Principles)

How Countries Go Broke: The Big Cycle (Principles)

聞いてわかる投資本チャンネル
アメリカ/中国/日本経済の今後のリスクは?レイダリオ新刊で徹底解説!

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レイ・ダリオの新刊として紹介されており、Amazonでは「ワシントンで今最も暑い飲み物」と書かれていたそうです。日本語版の発売が待ち望まれており、「日本語版が出たら是非、すぐにでも読みたい」と評されています。

本書では、米国、中国、日本の金融政策の経緯や経済的なターニングポイントについて詳しく解説されているとのことです。

特に日本のバブル崩壊以降の対応については、「悪いデレバレッジの本当お手本のようなもの」と厳しく指摘されており、本来実行できたはずの「美しいデレバレッジ」とは真逆のことをしてきたと解説されています。
また、円建て資産の価値が過去25〜30年で半分以上失われたことについて、「デフォルトと大差ないと。実質上のデフォルトみたいなもんじゃないか」と書かれているそうです。

各国が抱えるリスクと今後の見通しについても、具体的なデータと共に分析されています。

  • 日本: GDP比で世界トップクラスの政府債務を抱え、今後「金利ショックリスク」に直面する可能性が指摘されています。もし実質金利が3%上昇した場合、日銀や政府財政に深刻な影響が出ると予測されているとのことです。
  • 中国: 巨大債務サイクルの後期にあり、1990年代の日本に最も類似している状況だと分析されています。今後「美しいデレバレッジ」を迅速に実現できるか、それとも「日本の道シナリオ」を辿るかの運命の分かれ道にいると読み取れるそうです。
  • 米国: 長期的な債務リスクは過去最大級に高まっており、「取り返しのつかない地点に近づいている」と判断されています。一方で、短期的なリスクはまだ低いと評価されているものの、今後の警戒サインとして「さらなる量的緩和」と「中央政府による中央銀行の支配」の2点が挙げられています。

現在は英語版のみの発売ですが、著者のブログで内容がかなり公開されているため、翻訳機能を使えば読むことができると紹介されています。

Amazonのアソシエイトとして、当サイトは適格販売により収入を得ています。

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