貧しい金持ち、豊かな貧乏人 賢い安上がりな生き方80の秘訣

貧しい日本で生き延びるための、賢い安上がりな生き方の秘訣が詰まった一冊として紹介されています。

【モノとの付き合い方】

• •余計なものをどんどん捨てることで、家賃というコストを奪っている無駄な「場所代」を削減できるとされています。本当に必要なものを見直すきっかけにもなるそうです。
• •衣類は古着一択という考え方が提案されています。新品との見た目の差はほとんどなく、自己満足の問題に過ぎないため、古着を選ぶだけでコストを大幅にカットできるとか。
• •最新家電の最新機能に惑わされないことも大切だと紹介されています。最新モデルの多くはマイナーチェンジに過ぎず、使いこなせない「オーバースペック」な機能のために高いお金を払うのは資本主義の罠だそうです。

【住まいとお金】

• •タワーマンションは最悪のリスク資産であり、購入は推奨されていません。エレベーターの待ち時間といった日常の不便さに加え、テクノロジーの進化や不動産バブルの崩壊、災害などで資産価値が暴落するリスクが高いと指摘されています。
• •民間の健康保険に加入しないという選択肢も挙げられています。日本には優れた公的医療保険制度があり、民間保険は加入者が損をする仕組みになっているため、その分のお金を健康維持や自己投資に使った方が有意義だと説明されています。

【毎日の食事と楽しみ方】

• •外食をやめて自炊することが、節約と健康の両面で推奨されています。自炊は「健康的で美味しい料理をいかに安く作るかというゲーム」であり、クリエイティブで楽しい趣味になり得るとか。自分だけの空間で、自分のペースで過ごせる快適さは最高だそうです！
• •むやみに舌を肥やさないことも、幸せに生きるコツだと紹介されています。空腹を「最高のソース」にすれば、どんなものでも美味しく感じられ、お金をかけずに食事で満足できるようになるそうです。

【心と人間関係】

• •怒りの感情をコントロールすることで、衝動買いなどの無駄なコストをなくせるとされています。相手に過度な期待をせず、怒りが湧いたらその場を離れるといった対処法が効果的だとか。
• •嫌われ慣れをすることも重要だと紹介されています。人に嫌われたくないという気持ちから生じる、気乗りしない飲み会や見栄での奢りといった無駄なコストを払わずに済むようになり、お金と時間が増えるそうです。
• •最も大切な健康を守るための0円でできる健康法は、ストレスを回避することだとされています。嫌なことをやらないだけで、お金もかからず、むしろ時間が手に入るプラスの行動だと紹介されています。
• •物質的な豊かさばかりを追うのではなく、蛇口から綺麗な水が飲めることなど、身近な幸せに目を向けることで、心の充足感が得られると説明されています。