
22世紀の資本主義 やがてお金は絶滅する (文春新書 1474)
【ベストセラー】「22世紀の資本主義 やがてお金は絶滅する」を世界一わかりやすく要約してみた【本要約】
本要約チャンネル【毎日19時更新】さんが紹介
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「近い将来、お金は価値を失い、まるで神切れのようになる」という、衝撃的な未来が語られている一冊として紹介されています。
資本主義が極限まで進化すると、あらゆるものの価値が実態から離れてバブル化し、最終的には崩壊すると予測されているそうです。そして、その後に訪れるのが「データの資本主義化」の時代だとか。
これは、私たちの行動や言動、体験、さらには心や体の健康状態に至るまで、ありとあらゆるものがデータ化される世界を指していると解説されています。
- •例えば、良い行いを続けてきた人は缶ジュースが1本10円で買えるのに対し、悪いことばかりしてきた人は1本1000円になる、といったように、個人の行動履歴データによって物の価格が変動するようになるとのこと。
- •このような社会では、お金をいくら持っているかは意味をなさなくなり、お金という概念そのものが消滅してしまうと述べられています。
この変化を推し進める技術としてNFTやIoTが挙げられており、私たちの存在そのものがデータとして価値を持ち、商品化される未来がすぐそこまで来ていると説明されています。
では、お金がなくなった世界で、一体何が重要になるのでしょうか?
それは、これまでの生き様や、人に親切にした回数などが刻み込まれた「行動履歴のデータ」そのものだそうです。投資で儲けることや給料の額を競うのではなく、自分自身の人間性を高め、当たり前の善行を積むことこそが価値になる時代が来るのだとか。
本書の言葉を借りれば、まさに「稼ぐより踊れ」という世界が訪れると紹介されています!
SFのようでいて、実は現代社会で既にその兆候が見られるという話は非常に興味深く、当たり前の善行を積むことの大切さを改めて教えてくれる内容になっているそうです。
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