【改訂版】本当の自由を手に入れる お金の大学

この本では、人生の大きな支出の一つである「車」について、経済的自由を目指すための具体的な考え方が紹介されています。

多くの人が必要不可欠だと感じている車ですが、所有すると生涯で約4000万円もの費用がかかるという衝撃的な試算が示されているそうです。これは月々約6万6000円の支出に相当し、家をもう1個借りているのと同じくらいお金がかかっているとのこと。

「車がない生活は無理！」と感じる人に対しても、具体的な代替案が提案されています。

• •タクシーやレンタカーは一見高く感じても、利用頻度が少なければ車を所有するより安くつく場合があるという計算例が示されているそう。
• •高性能な自転車の活用や、ネットスーパーで買い物を済ませるなど、車を持たないライフスタイルのヒントが紹介されています。
• •ちまちました節約を積み重ねるよりも、車1台を手放す方がよっぽど効果が高い！と強調されているだとか。

それでも車がどうしても必要な人に向けては、お金持ちの思考法に基づいた賢い車の買い方が解説されています。

• •「消費（移動手段）」と「浪費（見栄やかっこよさ）」を明確に区別することが重要だそう。
• •車を選ぶ上で何よりも意識すべきなのが「リセールバリュー（再販価値）」。買った瞬間に価値が大きく下がる新車ではなく、値落ちしにくい中古車を選ぶことが推奨されています。
• •「お金持ちは価値が上がるものに投資し、そうでない人は価値が下がるものをローンで買ってしまう」という、ハッとするような行動原則が学べるそうです。

この本で語られているのは、単なる節約術ではないとのこと。浪費を我慢するのではなく、「まず貯めて増やして、そのお金が生み出した利益で使う」という、お金を使う「順番」を変える考え方が非常に重要だと紹介されています。経済的自由に近づくための、本質的な知恵が詰まった一冊だそうです。