新版 お金持ちになれる黄金の羽根の拾い方 知的人生設計のすすめ (幻冬舎文庫)

「立花明さんの名著」として紹介されています。この本では、お金持ちになるための普遍的なお金持ちの方程式が示されているそうです。

資産形成 = 収入 - 支出 + 資産 × 運用利回り

このシンプルな方程式を眺めると、お金持ちになる方法は「収入を上げる」「支出を下げる」「運用利回りを上げる」の3つしかないことがわかると解説されています。

そして、この方程式を基にした10個のルールが紹介されており、その一部は以下の通りだとか。

• •準利益（収入 - 支出）の確保こそが重要である
• •わずかな利回りの違いが、20年後には2倍以上の差を生む
• •確実にお金持ちになる方法は支出を減らすこと
• •家計のリストラは、最も大きなコストである住宅コストと生命保険から手をつけるべき
• •投資のコストに気づかない人はお金持ちになれない
• •最速の資産形成方法は税金を払わないこと

お金の知識がなかった頃と比べて、マネーリテラシーが上がった今読むと「腹落ち度が多いはず」と説明されています。
「変な本を100冊読むよりも名著を何回も読んだ方がいい」とも言われており、それなりの資産を築いている人でも「その通りだな」と感じる内容だそうです。
自分のマネーリテラシーの向上を感じながら、より一層お金のセンスを磨いていくために、何度読んでも学びがある一冊として紹介されています。