改訂版 採用側の本音を知れば就職面接は9割成功する

企業の採用担当者が就職面接で本当に知りたいことが、かなり詳しく、そして分かりやすく書かれている本として紹介されています。採用側の本音を理解し、それに対して自分自身が何ができるか、どういう思いでいるかを伝えることが最も重要で、その方法がわかるようになるそうです。

著者はこれまで6万人以上の就職活動をサポートしてきたキャリアコンサルタントだとか。その豊富な経験から導き出されたノウハウが詰まっていると説明されています。

自分自身を本当に理解する

面接対策の前に、まずは自分自身を深く理解することが重要だとされています。この本では、行動や考え方の傾向を6つのタイプに分類し、それぞれに合ったアピール方法や改善ポイントを教えてくれるそうです。

• •Aタイプ: 絶対に勝ちたいタイプ
• •Bタイプ: 強調するのが好きなタイプ
• •Cタイプ: じっくり考える研究タイプ
• •Dタイプ: アイデアが好きなタイプ
• •Eタイプ: コツコツ作業が好きなタイプ
• •Fタイプ: 就職にやる気が出ないタイプ

自分の特性を知ることで、面接でどのように答え、どこを伸ばしてどこを補えば良いかが明確になる、とても良い方法だと紹介されています。

「建前質問」を読み解き、面接を有利に進める

面接でよく聞かれる定番の質問は、その多くが「建前質問」であり、その裏に隠された面接官の本当の意図を読み解くことが、面接を一気に有利にする「かなりの裏技」とのことです！

例えば、「自己PRをお願いします」という質問の本当の意図は「あなたの強みを踏まえて、うちの会社で何ができますか？」ということであり、「なぜ弊社を志望したのですか？」という質問の裏には「この会社で何がしたくて、なぜそれをうちでやりたいのですか？」という意図が隠されているそうです。

本書には、このような建前質問の意図を読み解き、面接官が思わず納得するような具体的なNG回答例とOK回答例が紹介されています。

ライバルに差をつける直前対策

面接本番で100%の力を発揮するための準備法も書かれています。

• •前日の夜に大笑いをする
• •元気になれる曲を何度も聞く、歌う
• •ポジティブな感情が湧く写真を見る

これらの対策を実践するだけで、パフォーマンスが一段と上がるはずだと紹介されています。

本書には、自分がどのタイプか分かるチェックリストや、さらに多くの建前質問の攻略法が掲載されており、本当に役立つ一冊だそうです。