お金の増え方は９割部屋で決まる：人生を豊かにするミニマリスト思考

他のミニマリスト系の片付け本とは大きく異なり、片付けによってお金が増えるという点に重きを置いている一冊として紹介されています。この本を読むことで、部屋が片付くと同時に、めちゃくちゃ楽にお金を貯めることができるようになるはずだとか！

本書では、物が捨てられない人がなぜ貧乏になってしまうのか、その理由が具体的に解説されているそうです。

• •お金がないのに物を買ってしまうという資本主義の罠
• •収入が増えても、その分だけ支出が増えてしまう「パーキンソンの第2法則」
• •無駄な買い物を「お得だから」などと脳が作り出す言い訳で正当化してしまうこと
• •お金を物に変えることで、投資などに回せない「死に金」にしてしまうこと

これらを知ることで、物を捨てなければいけないというモチベーションが最大限に高まること間違いなしだそうです。

また、誰でも片付けが上達する「絶対に守るべき3つの黄金ルール」が紹介されています。

• •ルール1：1年以上使っていないものは手放す
• •ルール2：迷ったら「1軍・2軍・3軍」と振り分け、3軍のものを手放す
• •ルール3：心の栄養になるものは捨てない

特にユニークなのが3つ目のルールで、心から大切にしたい思い出の品やプレゼントなど、触れることで心が高鳴るものは無理に捨てなくて良いとされています。このルールがあることで、片付けに心の余裕が生まれ、より一歩が踏み出しやすくなるそうです。

片付けはただ部屋を綺麗にするだけでなく、人生にとって何が大事で、何が無駄なのかを知るための訓練であると説明されています。片付けを通して判断を繰り返すことで、物の判断力だけでなく家計の判断力も鍛えられ、今後の無駄な買い物を防ぐ力にも繋がるのだとか。