
自分の変え方 認知科学コーチングで新しい自分に会いに行く
フェルミ漫画大学さんが紹介
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脳と心の仕組みをベースにした科学的なアプローチで、「自分を変える方法」を教えてくれる一冊として紹介されています。根拠のないスピリチュアル系の話とは異なり、認知科学に基づいているとのこと。
なぜ多くの人が「変わりたい」と思っても変われないのか。その理由として、人間にはホメオスタシス(現状維持本能)という、変化を嫌って元の状態に戻ろうとする強い力が備わっているからだそうです。
さらに、驚くべきことに私たちの意思決定の95%は無意識に行われていると説明されています。いくら意識(5%)で「挑戦するぞ!」と意気込んでも、無意識(95%)が「今のままでいい」と思っていれば、結局はいつもの自分に引き戻されてしまうのだとか。
しかし、希望もあるそうです。この無意識を形成する「後天的な思い込み」は、時間をかければ書き換えることができると紹介されています。そのための具体的な方法として、以下の4つのステップが挙げられています。
ステップ1:決める
今の生き方を続けるか、その外側へ行くのかを、誰かに強制されるのではなく自分で決めることが最初のステップだとされています。ステップ2:自己理解
「無意識に避けてしまうこと」や「ついやってしまうこと」など、自分の無意識の癖を意識することが本当の自己理解につながるそうです。ステップ3:ゴールを設定する
今のままでは絶対にたどり着けないような、ワクワクする高いゴールを設定することが大切だとか。達成できるかどうかよりも、そのゴールを達成した自分をリアルに想像できる「臨場感」が重要とのこと。ステップ4:行動を決めて実行する!
ゴール達成のために「やること」と「やらないこと」を決め、カレンダーに予定を書き込むことが勧められています。どんなに怖くても、声が震えても足がすくんでも、決断して最初の一歩を踏み出すしかない!と、その重要性が語られています。
最初は違和感だらけでも、勇気を出して新しい行動を続けることで、脳がその環境に慣れ、それが新しい「コンフォートゾーン(心地よい当たり前の状態)」になるそうです。その時、自分の無意識も書き変わり、本当の変化が訪れると説明されています。
今の仕事や生き方に充実感を感じられていない人、新しい挑戦が怖くて一歩を踏み出せない人に、その具体的な方法と勇気を与えてくれる内容のようです。
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