
歩くを楽しむ、自然を味わう フラット登山
【新しい山の楽しみ方】山道を目指す”フラット登山”・おすすめコース春夏秋冬【ジャーナリスト・佐々木俊尚】(第1回/全2回)
flier 公式チャンネルさんが紹介
おすすめコメント
「登山は辛いもの」というイメージを覆す、新しい山の楽しみ方を提案する一冊として紹介されています。
この本が提唱するのは、山頂を目指すのではなく、もっと平たいところを気ままに歩く「フラット登山」というスタイルだそう。山頂に立つのと同じくらいの爽快感を味わいながら、気持ちよさだけをいいとこ取りすることができるとか。
山の気持ちよさの根源は山頂や山容ではなく、「どんな道を歩くか」にあると考えられており、その基準として「観能的」であることが挙げられています。これは、エロティックな意味ではなく、本来の「五感に感じさせる」という意味だそう。
- •土の地面の特有の柔らかさ
- •峠の向こうに広がる景色
- •異世界に迷い込んだような不思議な風景
本書では、こうした「観能的な山道」を具体的なコースガイド付きで30個も紹介しているそうです。おまけではなく、カラー写真も豊富で「一生使えそう」なボリュームだとか。
例えば、
- •春:旧国鉄の廃線跡を歩き、終点で名物「峠の釜めし」を味わうコース
- •夏:神秘的な「富士の樹海」を歩く、意外と知られていない安全なコース
- •秋:景色が鏡のように映り込む「渡良瀬遊水地」を巡るコース
- •冬:富士山を眺めながら歩ける多摩川沿いのコース。ここは本当に最高ですよ!
これまで個人的な楽しみとしてあまり公開されてこなかったコースも一挙公開されているとのこと。
体力に自信がない方や、登山で挫折した経験がある方でも、自然を深く味わうことができる新しい扉を開いてくれる一冊。90歳になっても楽しめるような、長く付き合える山の歩き方が見つかるかもしれません。
Amazonのアソシエイトとして、当サイトは適格販売により収入を得ています。