
Newton増刊『ニャートン ネコの科学』
おすすめされた本を含めて6冊紹介します【2025年6月】
ほんタメさんが紹介
おすすめコメント
科学雑誌『Newton』から、ネコだけに絞った科学の本として『ニャートン』が紹介されています。
これは『Newton』の2025年3月号増刊として出された、全ページがネコの科学で埋め尽くされている一冊だそう。
中に入るイラストがこの上ないぐらいいいそう!大学の先生にインタビューしながら描かれたという素敵なイラストや、ネズミを捉える瞬間の写真など、ビジュアル面もすごいと紹介されています。
本の中では、以下のようなネコに関する様々な科学的なトピックが解説されているとか。
- •ネコとイヌの祖先は同じだったという話。イヌは姿を大きく変えてきたのに対し、ネコは割と最初からネコのままだったそう。
- •かつて神様として扱われていた時代から、ペットになるまでの歴史。
中でも、特にネコを飼っている方にぜひ読んでほしいとおすすめされているのが、「自分の家のネコは名前を認識しているのか?」というテーマです。
これは「うちの子は絶対に分かってる!」といった感覚的な話ではなく、科学的な実験によって明らかにされているそうです。
その興味深い実験方法は、「慣れ」を利用したものだとか。
- •まず、ネコの名前に似ていない、関係のない単語を繰り返し呼びかけ、ネコが反応しなくなるまで「慣れ」させる。
- •ネコがすっかり慣れて反応が鈍くなったところで、本物の名前を呼ぶ。
- •すると、慣れていたはずなのに「パッ」と特別な反応を示す!
この結果から、「ネコは自分の名前を、特別な単語として認識している」という研究結果が導き出されるそうです。
こうした動物の認知に関する実験は発想勝負なものが多く、この本にはネコに関する面白い実験がたくさん紹介されていると説明されています。
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