大きな熊が来る前に、おやすみ。 (新潮文庫)

大きな熊が来る前に、おやすみ。 (新潮文庫)

ほんタメ
おすすめされた本を含めて6冊紹介します【2025年6月】

ほんタメさんが紹介

おすすめコメント

以前の企画で「『十角館の殺人』のような衝撃」があったと紹介され、気になって読んでみた一冊だそうです。
実際に読んでみると、ミステリ的な驚きというよりは、恋愛や人への憧れが、怒りや恨みといった感情に変わってしまう瞬間が描かれた作品だったとか。
読んでいて想像もできなかったラストが待っており、「まさかこの人がこんなことをするなんて!」という大きな驚きがあったそう。

本作は3篇が収録された短編集で、サクッと読めて読みやすいとのこと。
メインは恋愛のお話ですが、ただハッピーなだけではなく、恋愛によって生まれる他者との関係性、孤独感や不安といった、しんどい部分がすべて丁寧に描かれている作品だそうです。

表題作でもある「大きな熊が来る前に、おやすみ。」は、特にドキドキするお話だとか。

  • 主人公は、眠れない日々を過ごす女性
  • 穏やかに暮らしていたものの、ある日突然、彼が暴力的になってしまう
  • それでも彼と一緒に暮らし続けるのか葛藤する姿が描かれているそう

この「大きな熊」が一体何を指しているのかを知ると、この優しいタイトルの印象がガラリと変わり、怖さを感じるそうです。
恋愛小説でありながら、少し怖い人間や、ハッピーではないドキドキするお話が読みたい方におすすめの一冊として紹介されています。

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