頭のいい人が話す前に考えていること

「マジで読んでみて勉強になった」「仕事が楽になること間違いなしです！」と、強くおすすめされている一冊です。
もともと勉強が苦手で口下手だった人が、徹底的に考え抜いて人生を激変させたという「仕組み」について解説されているそう。
「鞄に入れて持ち歩きたい本トップ3に入る」くらいの両書だと紹介されています。

この本で一貫して語られているのは「頭がいい人になれるかどうかは、話す前に全て決まっている」ということ。多くの人が評価されないのは思考の質が悪いためであり、その思考の質を高める方法を教えてくれるのがこの本だそうです。

動画の中では、本書で解説されている具体的な考え方が2つ紹介されています。

• 賢いふりをするな、賢く振る舞え
  賢いふり（中身のない横文字発言など）をしても人の心は動かず、賢く振る舞うことが大事だとされています。賢く振る舞うとは、相手の立場を理解し、その人のために何ができるかを考えて行動すること。会議で最初に意見を出す、相手がなぜ悩んでいるのかを深く聞いて考えるといった行動が、結果的に評価と信頼につながるそうです。

• 人と戦うな、課題と戦え
  頭のいい人は議論で相手を論破しようとせず、その奥にある本質的な課題を見極めることを最優先にするそうです。クレーム対応の例では、相手を説得するのではなく、なぜ相手が怒っているのかという本質を理解し、その気持ちに寄り添うことで解決に導いています。

コミュニケーションの本質は、相手の言っていることを聞き、その奥に潜む思いを想像して話すこと。自分が何を言うかだけでなく、相手が求めていることを想像しながら聞く・話すという、コミュニケーション能力の核心に迫るスキルが学べると紹介されています。