
幸福な王子―ワイルド童話全集 (新潮文庫)
2024年面白おすすめ本ランキング10!
文学YouTuberベルさんが紹介
おすすめコメント
王子の像が小さなつばめと共に、貧しい人々のために自身を飾る金箔や宝石を分け与えていく、自己犠牲と博愛の物語として紹介されています。
童話らしいシンプルなストーリーでありながら、物質的な美と精神的な美のはかなさが見事に描き出されており、その奥には鋭い社会批判が潜んでいる作品だそうです。
個人主義が加速する現代において、社会的責任のバランスという側面で通じるものがあり、深く考えさせられるとのこと。読後感については、以下のように語られています。
- •結末には、現世には救いがないのかと思ってしまう部分もある。
- •しかし、それまでの葛藤が解放されたようにも感じられる。
- •何とも言えない余韻が残る作品だとか。
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