子どもとの関係が変わる　自分の親に読んでほしかった本

マジで面白いと紹介されている一冊です！
世界46カ国で200万部以上売れているベストセラーで、子どもとの接し方に関する具体的な解決策が書かれており、頭の中のモヤモヤがすっきりするそうです。子どもがいない人でも、コミュニケーションという観点からめちゃくちゃ勉強になる本だとか！

この本を読むと、以下のようなことが学べるそうです。

• 「子育ての遺産」の連鎖に気づける

  • •子育てでイライラする時、それは今目の前のことではなく、自分自身の過去に反応している可能性があると説明されています。例えば、自分が親から「勉強しなさい」と常に言われてきた経験があると、自分の子どもが勉強しない時に強く反応してしまう、といった具合だそうです。自分が親から受けて嫌だったことを、無意識に子どもにしてしまっているかもしれない、と気づくことが最初の一歩になると紹介されています。

• 子どもには「協力する」アプローチが最善

  • 子どもをしつける際、「厳しくする」「甘くする」といった方法には危険性が伴うと指摘されています。この本では、親と子どもが一緒になって問題を解決する「協力する」というアプローチが一番いい方法だと明記されているそうです。親は独裁者ではなくカウンセラーという立場で、以下の5つのステップを踏むことが推奨されています。
    1. •親の考えを伝え、問題を明確にする
    2. •子どもの行動の背後にある感情を突き止める
    3. •その感情に共感し、受け入れる
    4. •親が一方的に決めず、一緒に解決方法を考える
    5. •決まったことを最後までやり遂げる
  • •この方法は、子育てだけでなく部下への指示などにも使えるそうです。

• 感情を置き去りにしない対話術

  • •育児では感情を大切に扱うことが重要だと、繰り返し書かれているそうです。意見が対立した時に事実だけをぶつけ合う「ファクトテニス」を避け、守護を「私」にして話す方法が紹介されています。「私はこう思う」「私は嬉しい」と自分の感情を伝え、「あなたはどう思う？」と相手の感情も聞くことで、子どもは安心し、知的な議論の方法を学べるようになるとか。

子育て奮闘中の人はもちろん、将来子どもが欲しい人、あるいは成人した子どもとうまく会話したいと考える年配の方にもおすすめの一冊だと紹介されています。