シリコンバレー式超ライフハック

科学的知見に基づく健康法「バイオハック」を実践し、自らの体・メンタル・脳のパフォーマンス向上を目指すための方法が解説された本として紹介されています。バイオハックの父と呼ばれる著者が、自身の体験と19年間で1億円以上を費やした研究をもとに、誰でも実践できるライフハックを教えてくれるそう。

努力せずに生産性を上げる方法：睡眠

努力不要で一生生産性をブーストできる、最強のバイオハックとして「良質な睡眠」が挙げられています。

• •クロノタイプ: 人は生まれつき「熊型」「ライオン型」「狼型」「イルカ型」といった睡眠パターンを持っており、自分のタイプに合った生活を送ることが生産性向上の近道だとか。
• •光の重要性: 朝は日光を浴びて体を起こし、夕方以降はブルーライトを避けることが睡眠の質を高める鍵とされています。ブルーライトカットメガネの利用もおすすめだそうです。
• 睡眠の質を上げる小技:
  • •横向きで、頭を10〜30度高くして眠るのが最も疲労が取れやすい体制だとか。
  • •いびきや歯ぎしりを防ぐマウスピースの使用も、睡眠の質向上に有効だそうです。
  • •炭水化物を極端に減らさないことも大切で、玄米や芋類などから良質な糖質を摂ることが推奨されています。

体は食べたものでできている：食事

体も脳も食べたものでできているため、食事は超重要だとされています。
本書では、お米や芋類を一度冷蔵庫で冷やすことで生まれる「レジスタントスターチ」という成分が紹介されています。これは消化されずに大腸まで届き、腸内細菌のエサになることで腸内環境を整える効果があるのだとか。冷やご飯でも良い方は、とても健康に良いので試す価値がありそうです。

性欲の莫大なエネルギーを利用する

性欲という本能の莫大なエネルギーを、生産性向上に利用する方法も解説されています。

• •男性: ポルノをやめ、オーガズムの回数を週に1回にすることが推奨されています。これにより、やる気や活力に関わるホルモン「テストステロン」の値を高く保つことができるそうです。年齢に応じた回数の目安を知るための計算式も紹介されています。
• •女性: 反対にオーガズムの回数を増やす（週に2回以上）ことで、ストレス軽減や免疫力アップなど、心身に多くのメリットがあると紹介されています！

睡眠・食事・性欲という、人間の根源的な活動を最適化することで、生産性を爆上げできる具体的な方法が満載の一冊だそうです。