
シンプルで合理的な人生設計
サムの本解説chさんが紹介
おすすめコメント
幸福な人生を送りたい、合理的に人生設計する方法を知りたい、そんな方におすすめの一冊として紹介されています。
幸福な人生を送るための成功法則は「合理性」であるとシンプルに言い切られており、幸福の土台である金融資本・人的資本・社会資本という3つの観点から、それぞれを合理的に設計する方法が分かりやすく解説されているそうです。
人生の幸福と「2つの合理性」
私たちの意思決定は、常に2つの合理性の間で引き裂かれていると説明されています。
- •進化的合理性:短期的な最適化であり「直感」。幸福感はここからしか得られないとか。
- •論理的合理性:長期的な最適化であり「理性」。より大きな利益を手にできることが多いそう。
幸福とは、この直感と理性の微妙な綱渡りの中でしか見つからないと述べられています。
最も効果的に幸福になる方法
驚くことに、最も効果的に幸福になる方法は「お金持ちになること」という原則が紹介されています!
独身なら年収800万円、家族なら世帯年収1500万円、金融資産1億円を超えるまでは、お金が増えるにつれて感じる幸福感は、合理的な想定よりもずっと大きくなるそうです。
そのため、幸福になりたい人が真っ先に取り組むべき課題は金融資本を大きくすることだとされています。
金融資本の成功法則
お金持ちになる方法は、原理的にたった3つしかないとか。
- •収入を増やす
- •支出を減らす
- •運用利回りを上げる
特に、資産形成で大事なのは「収入 - 支出」で生まれる貯蓄額であり、それを効率的に運用するための投資先としては、コスパ・タイパ・リスパの観点から「株式インデックスファンド」一択だと結論づけられています。
最強の資産運用は「人的資本」の活用
最強の資産運用は、実は「人的資本の活用」、つまり働くことであると強調されています。
大学を卒業した時点で、日本人の人的資本は1億円を大幅に超える価値があるとのこと。金融資本よりも圧倒的に大きいこの人的資本を活用することこそが、豊かになるために最も重要だそうです。
資産運用で最も大切なのは「資産運用について考えないこと」であり、毎月定額をインデックスファンドで積み立て、余った時間を仕事や勉強、家族や友人との時間といった本当に大切なことに使う方が、人生のコストパフォーマンスはずっと高くなると紹介されています。
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