
資本主義の中心で、資本主義を変える (NewsPicksパブリッシング)
【特別編】資本主義のルールと攻略法・完全版
サムの本解説chさんが紹介
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ゴールドマン・サックス証券の最前線で資本主義と戦ってきた経験から、日本の資本主義を変えるための考え方が示されている本として紹介されています。
普段意識することのない資本主義の根本原理について、「所有の自由 × 自由経済」という形で分かりやすく定義されているそうです。競争原理が私たちに大きな恩恵をもたらしてきた一方で、現在の日本が抱える問題点についても鋭く切り込んでいるのだとか。
特に、日本の資本市場のボトルネックとして以下の点が指摘されています。
- •忖度文化が根付いており、その象徴がバーター取引(政策保有株式などのお付き合い)であること。
- •商品力以上に忖度で物事が動きやすく、これが企業の競争力低下の根本要因となっていること。
- •結果として、良質な提案が忖度なしで判断してくれる海外へ流出してしまう問題があること。
これらの課題を解決するためには、日本の資本市場に適切な緊張感を取り戻し、「ぜ々非々(いいものはいい、悪いものは悪い)」で物事が決まる社会にする必要があると述べられているそうです。
また、「空気の読めない人が時代を作る」というメッセージも紹介されており、組織内の同調圧力に屈せず、客観的な視点で改革を進めることの重要性が説かれているのだとか。人材の流動性を高め、外見的なものではない「考え方のダイバーシティ」を持つことが、企業価値の向上に繋がると説明されています。
日本の経済や社会の現状に課題を感じ、変化の必要性を感じている方にとって、多くの気づきを与えてくれる内容になっているそうです。
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