
「誰もが儲かる、わけがない」をぶち壊す 投資革命 (投資の教科書)
【10分で解説】投資革命 「誰もが儲かるわけがない」をぶち壊す
サムの本解説chさんが紹介
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分散投資を進化させた「リスクパリティ戦略(リスパリ)」について、分かりやすく楽しく学べる一冊として紹介されています!
高いリターンには高いリスクが伴うと思われがちですが、大きなリスクを取り続けるといずれ致命的な損失を被る可能性があるそうです。本書で紹介されているリスパリは、投資のリスクを抑えながら安定したリターンを目指すための方法だとか。
新NISAブームに潜む罠
2024年から始まった新NISAをきっかけに投資を始めた方も多いかもしれませんが、人気ランキング上位のオルカンやS&P500といった株式インデックス投資に資産が集中している状況には懸念があるとのこと。
株式投資には、以下のような3大リスクが伴うと説明されています。
- •株価の大暴落:歴史的にも何度も起きており、パニック売りで損失を出す投資家が多いそう。
- •株価の長期低迷:暴落後のV字回復はむしろ稀で、株価の停滞は精神的にも大きな負担になるとか。
- •ボラティリティ:価格の変動が激しいと、短期的な動きに振り回されやすくなるそうです。
単一の資産に集中する投資は「ノーガード戦法」とも言える危険な戦略になり得ると紹介されています。
どんな経済環境でも強い「リスパリ」
リスパリ戦略は、特定の資産に頼らず、異なる経済環境に対応できるバランスの取れたポートフォリオを構築することを目指すそうです。
- •高成長、低成長、高インフレ、低インフレという4つの経済環境のいずれでも耐えうる戦略を取ることが重要だとか。
- •具体的には、米国株、米国債、金、コモディティなどを組み合わせることで、リスクを分散し安定したリターンを狙えると紹介されています。
- •この戦略により、米国株100%と同等の高いリターンを実現できる可能性もあるそうです。
リスパリの弱点について
もちろんリスパリにも弱点はあり、「パニック相場」や「予想外の急速な金利上昇」が起きると、損失を避けられない場合があるとのこと。
しかし、そうした状況でも株式集中投資より下落期間は短く、下落率も低く抑えられると説明されています。また、弱気相場は短期的なものであることが多いため、長期的な視点を持つことが重要だそうです。
金融の専門家からすると内容は単純化されていると感じられるかもしれないものの、投資を分かりやすく楽しく学べるおすすめの本だと紹介されています!
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