不調を治す 血糖値が下がる食べ方

健康診断で異常がなくても、体がだるい、疲れが取れないといった不調を感じる40代以降の人におすすめの一冊として紹介されています。病気になる前のサインを見逃さず、機能回復を目指すための食事法について解説されている本だそうです。

本書では、体の不調の多くは細胞が受けたダメージが修復能力を超えた結果であり、その原因となる活性酸素の害を抑えることが大切だと説明されています。
対策として、抗酸化物質を意識的に摂取することが効果的だとか。

• •ウコン: 抗炎症・抗酸化作用
• •シナモン: 血糖値を下げる・動脈硬化を予防する
• •ニンニク: 抗酸化・免疫力向上
• •黒コショウ: 他の抗酸化物質の効果を高める
• •ブラジルナッツ: 抗酸化酵素を活性化

また、気になる血糖値を下げるための具体的な食べ方についても詳しく解説されています。血糖値が高いと「糖化」という反応が体内で進み、シワや視力低下といった老化現象を加速させるそうです。
血糖値改善のためには、以下のような食事が推奨されています。

• •1日の穀物からの糖質摂取量を120g程度に設定する
• •糖質の減少分は、オリーブオイルやMCTオイルなどの良質な脂質で補う
• •食物繊維、特に野菜や豆類、海藻に多い水溶性食物繊維を積極的に摂る
• •炭水化物を最後に食べる「カーボラスト」を実践する
• •ゆっくりよく噛んで食べる

さらに、肝機能を高める食事法にも触れられています。肝臓の脂肪を減らすには、薬に頼るのではなく、野菜や魚、ナッツを中心とし、オリーブオイルを主要な脂肪源とする「地中海食」が有効だと紹介されています。
特に、アボカド、コーヒー、新鮮な魚（サーモンやイワシ）、緑茶、くるみなどは肝臓に良い食品だとか。

病気を予防するための行動を起こすきっかけになる、おすすめの本だと紹介されています。