脳が老化している人に見えている世界

脳が老化している人に見えている世界

サムの本解説ch
【11分で解説】脳が老化している人に見えている世界

サムの本解説chさんが紹介

おすすめコメント

脳の老化は成人後すぐに始まり、その進み具合には個人差があるそうです。この本では、脳の老化を防ぎ、いつまでも健康に保つための具体的な習慣が紹介されています。

脳は年齢を重ねても成長する!

脳の神経細胞は年齢と共に減ると言われますが、これはあくまで使われていない細胞の話だとか。脳の機能が衰えることとイコールではないそうです。

  • 語彙力は67歳前後が最も高いという研究結果もあるそう。
  • ロンドンのタクシー運転手は、記憶を司る海馬が発達していたという研究から、脳は何歳になっても鍛えることで成長し続けると解説されています。

脳を元気にするための具体的な方法

脳のネットワークを増やし、機能を高めるには外部からの刺激が大切ですが、苦手なことを無理やり行うのはストレスになり逆効果だそうです。

  • 本当に良い刺激は「好きなこと」をすること!
    絵を描いたり、英語を勉強したり、心がときめくことや興味を持つことが、脳を最も活性化させると紹介されています。
  • 何をしても楽しくない時は「スポーツ観戦」がおすすめ
    実際に観戦しなくても、テレビやインターネットでの観戦で十分効果が期待できるとか。選手の感情の動きを共有することで脳内でドーパミンが分泌され、意欲を高めてくれるそうです。
  • ネガティブな言葉はポジティブに変換する
    「疲れた」「しんどい」といった言葉は、脳にストレスを感じさせ、疲労感を増幅させてしまうそう。「バカバカしい」を「ユニークで笑える」と言い換えるなど、脳が心地よく受け取る言葉に変換する脳トレが紹介されています。

70歳から見直したい生活習慣

良かれと思ってやっていることが、実は効果が薄い可能性もあると指摘されています。

  • 効果的な脳トレとは?
    クロスワードパズルや数独自体には知力低下を防ぐ直接的な効果はないという研究があるそうです。それよりも、楽器の演奏や庭いじり、新しいテレビゲームへの挑戦など、楽しさを感じる知的活動が脳の機能を助けると解説されています。

  • 「何もしない」時間も大切
    スーパーエイジャー(80歳を超えても若々しい脳を持つ人々)は、共通してリラックスする時間を大切にしているそうです。脳はリラックスしている時に、得た情報を整理・統合する「デフォルトモードネットワーク」が最も活性化するのだとか。心地よい時間を大切にしつつ、日常に新しい情報を取り入れることが、脳を若々しく保つ鍵だと紹介されています。

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