アイデンティティのつくり方

アイデンティティのつくり方

サムの本解説ch
【9分で解説】アイデンティティのつくり方

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人生の岐路に立ち、「自分とは何なのか?」というアイデンティティについて深く考えている方に向けた、その探求をサポートしてくれる一冊として紹介されています。

本書における「アイデンティティ」とは、会社や大学といった肩書きとは関係がないとされています。アイデンティティを肩書きと結びつけてしまうと、所属することが目的化し、多様な生き方が認められる現代においては、強いアイデンティティを形成するのが難しくなってしまうと指摘されているそうです。

本書が示すアイデンティティとは、

  • やりたいことやなりたい自分という近未来のビジョンに向かって、日々意思決定を重ねる自分自身の姿
  • 胸を張って自分がやっていること、もしくはこれからなろうとしている姿
    のことだと説明されています。この考え方を聞いて、アイデンティティ作りが少しすっきりする人もいるかもしれません。

また、アイデンティティを見つけるためには、客観分析の訓練が重要だとか。
現代はSNSなどを通じて加工された情報が大量に脳に流れ込み、脳が消化不良を起こして「隣の芝生が常に青く見える」ことで不安が増大しがちだとされています。
この不安を解消するためには、膨大な情報の中から事実と意見を分けて捉え、客観性というフィルターを通して世界を見つめ直す必要があるそうです。

そのための具体的な訓練として、「定量的に考える」力を磨くことが挙げられています。
日常で簡単にできる訓練として「時計簿をつける」という方法が紹介されています。

  • 時間の見える化: 朝の準備など、日常の行動にかかる時間を逐一計測します。
  • ズレの認識: 自分が意識していなかった行動や、イメージと現実の時間の使い方のズレに気づくことができるそう。
  • 無意識の意識化: すぐに行動を改める必要はなく、まずは1〜2ヶ月計測を続けるだけで、無意識に使っていた時間が見えてくるようになるとのことです。

このように、アイデンティティの本質的な考え方から、それを見つけるための具体的な実践方法までが示されている「お勧めの本」だと紹介されています!

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