
ディズニーランド& ユニバーサル・スタジオ・ジャパンで学んだ 新しいリーダーの教科書
サムの本解説chさんが紹介
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これからの時代のリーダーの仕事とは何か、その答えが詰まっている一冊として紹介されています。ディズニーユニバーシティとユニバーサル・スタジオ・ジャパンで人材育成に携わった経験から語られる内容は、リーダーという仕事にプレッシャーを感じている人や、自分に才能がないと悩んでいる人に特におすすめだとか。
本書では、「リーダーはすごい人や完璧な人である必要はない」と説明されています。リーダーとはあくまで業務を円滑に行うための役割であり、その時代に合わせて自分の力を最大限発揮し、次の代にバトンを受け継ぐことが求められるそうです。
リーダーとしての心構えと役割
リーダーになるタイミングは、誰かに指名された時ではなく「本人がリーダーになると決意した時」だと紹介されています。その決意によって意識が変わり、自然とリーダーとしてのスイッチが入るのだとか。
リーダーの最も大切な役割は、部下やメンバーの心に炎を灯すこと。仕事が楽しい、このメンバーと働けてワクワクすると感じてもらうために、以下の3つを遂行することが仕事の軸になるとのことです。
- •思考改革
- •場作り
- •良質なコミュニケーション
ディズニーやUSJに学ぶ、人を動かす思考法
全ての出発点は「人」であり、人を大切にする姿勢がリーダーの持つべき思考の根幹だとされています。ウォルト・ディズニーの「It Takes people(イメージを現実のものとするのは人)」という言葉が紹介されており、関わる全ての人が大切な存在だと常に認識することが、成果に繋がるそうです。
特に、チームを成長させるためには「シハウ(How to)」の前に「ノウハウ(Know-why)」を伝えることが重要だと説明されています。
例えば、雨上がりのベンチを拭くという作業一つでも、ただマニュアル通りに拭く(シハウ)だけでなく、「次に使うゲストが心から安心して座れるように」という目的(ノウハウ)を理解していれば、ベンチのぐらつきやささくれまでチェックする行動に繋がる、といった具体例が挙げられています。
チームで成長し続けるための実践ポイント
リーダーが実践すべきこととして、以下のポイントが紹介されています。
- •チームの力はスキルではなく、メンバーを信じることから生まれる「繋がり」で強くなる
- •お互いを支援し合う関係を築く
- •誰かがやるだろうではなく、リーダー自らが行動し、変化の起点になる
- •明確なゴールを示し、達成までのストーリーを圧倒的にやり切る
- •何があっても行動し、変化し続ける
この本を読めば、誰もがリーダーとして成長し、その役割をワクワク楽しく果たせるようになるはず、と紹介されています!
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