ベンチャー・キャピタリスト　世界を動かす最強の「キングメーカー」たち (NewsPicksパブリッシング)

「なぜ日本から新しいものが生まれないのか？」、その答えがベンチャーキャピタルの世界にあると紹介されています。本書は、その謎を解き明かし、未来をどうやって作っていけるのかについて書かれているそうです。日本のビジネスパーソンが持つ眠れるポテンシャルを引き出すチャンスとなる、おすすめの一冊だとか。

本書では、以下のような内容が解説されています。

• 世界でベンチャー投資が加速している3つの理由
  • •1兆円をあっさり使い切る「メガベンチャー投資」の台頭や、勝ち組スタートアップによるグローバル市場の争奪戦、新興国でのスタートアップ爆発など、世界のダイナミックな潮流がわかるようです。
• スタートアップ投資のステージとリスク
  • •アイデア段階の「シード」から、ユニコーン企業が生まれる「シリーズD」まで、企業の成長段階に応じた投資の仕組みが学べるとのこと。
• 日本人が陥りがちなベンチャーキャピタルにまつわる2つの大きな誤解
  • •「投資家が上で起業家が下」という立場や、「投資は直感が大事」という考えは誤解であり、シリコンバレーの最前線では全く逆の現実があることが明かされているそう。
• ベンチャーキャピタル投資が「究極のホームラン競争」である理由
  • •投資の大部分は損失に終わる一方で、ごく少数のホームラン案件（ユニコーンやデカコーン）が莫大なリターンをもたらすという、シビアで刺激的な構造が理解できると解説されています。
• シリコンバレーの「キングメーカー」たちの哲学と戦略
  • •PayPal創業者ピーター・ティールが語る未来の作り方や、シリコンバレー最高峰！と評される「ベンチマーク」の、少数精鋭で投資先を支える秘密など、トッププレイヤーたちの思考に触れることができるそうです。

世界を動かすようなスタートアップを影ながら生み出す仕事のステータスや、優秀な起業家たちと切磋琢磨する知的な魅力についても語られています。