精神科医が教える ストレスフリー超大全――人生のあらゆる「悩み・不安・疲れ」をなくすためのリスト

効率よくストレスを解消したい、ストレスに強くなりたい、幸せになりたいという方に、超おすすめの本として紹介されています！

この本では、ストレスは完全な悪者ではなく、適切に対処すれば強力な味方になり、生産性を上げることができると解説されているそうです。そのための具体的な方法が満載だとか。

ストレスに強くなるための3つの方法

ストレスに強くなるための具体的な方法として、以下の3つが挙げられています。

• 1. 生活を整える

  • •何よりもまず睡眠・運動・食事といった基本的な生活習慣を整えることが、強い心と体、そして生産性の高い脳の状態を作る上で重要だと説明されています。特に睡眠は7〜8時間、寝る前の2時間の過ごし方を整えることが大切だそう。

• 2. 朝散歩をする

  • •朝散歩は非常に健康に良いと紹介されています！起床後1時間以内に15〜30分程度歩くだけで、「幸せホルモン」であるセロトニンの分泌が促されるとのこと。これにより、1日を通して気分良く、やる気を持って過ごせるようになるそうです。

• 3. 不安は行動で解消する

  • •不安を感じたときは、くよくよ考えるのではなく「行動すること」が正しい対処法だとされています。人に話したり、紙に書き出したり、体を動かしたりすることで、不安を取り除くことができるだとか。

脳科学から見た「3種類の幸せ」

この本の中でも「めちゃめちゃ大事な話」として強調されているのが、脳科学に基づいた「3種類の幸せ」です。

私たちが感じる幸せには、セロトニン的幸福（安らぎ・癒し）、オキシトシン的幸福（人との繋がり）、ドーパミン的幸福（達成感）の3つがあるそう。そして最も重要なのは、これらの幸せを追いかける順番！

1. •セロトニン的幸福（健康）
2. •オキシトシン的幸福（繋がり）
3. •ドーパミン的幸福（成功）

この順番で幸せを求めることが、脳科学的に見て正しい方法だと解説されています。まずは朝散歩などで心と体を整え（セロトニン）、人との繋がりを大切にし（オキシトシン）、その土台の上で仕事などの成功（ドーパミン）を目指すことで、幸せな人ほど成功できる「幸福優位性」の状態に入れるのだそうです。

ストレスへの具体的な対処法から、幸せの本質までを脳科学的に学べる一冊として紹介されています。