異性の心を上手に透視する方法

パートナーシップを育む科学について、実践的なアドバイスがまとめられた本として紹介されています。恋愛における愛情表現の理論である「アタッチメント理論」を学ぶことで、過去の恋愛の失敗も新たな視点から見ることができ、自分や相手の行動の動機についてより深く理解できるようになるそうです。

この本では、大人の愛情タイプが主に3つに分けられると解説されています。

• •Sタイプ: 相手と親密になることが自然で、温かく愛情深い、まさにお手本のようなタイプ
• •Nタイプ: 相手が愛してくれないかと不安を抱えやすく、パートナーとの親密さを強く求めるタイプ
• •Vタイプ: 親密さを「自由の喪失」と捉え、相手と常に距離を置こうとするタイプ

自分のタイプを知ることは、健全なパートナーシップを築くための第一歩になるとのこと。

また、カップルのあらゆる喧嘩の根本的な原因は「親密さについてのニーズの違い」にあると説明されています。片方が親密さを求め、もう片方が距離を置こうとすることで生まれる悪循環から抜け出すヒントも得られるようです。

Sタイプの人が実践しているような、お互いを大切にしあう関係性は夢物語ではなく、現実に存在する！と断言されています。そのための具体的なコミュニケーション方法として、以下の習慣が紹介されていました。

相手に気持ちが伝わる5つの習慣

• •自分の気持ちを率直に話す
• •自分のニーズを相手のことも配慮した形で伝える
• •具体的に話す
• •相手を責めない
• •パートナーシップを求めることに自信を持つ

喧嘩を乗り切るための5つの習慣

• •相手がハッピーであることに配慮する
• •目の前の具体的な問題にフォーカスする
• •喧嘩の原因を一般化しない
• •話し合う姿勢を見せる
• •自分の気持ちやニーズを率直に伝える

デート中の人から、長く付き合っている人、失恋した人まで、パートナーシップのどんなステージにある人にも役立つ、おすすめの一冊だとか。