
3つの世界――キャピタリズム・ヴァーチャリズム・シェアリズムで賢く生き抜くための生存戦略
【13分で解説】3つの世界 キャピタリズム・ヴァーチャリズム・シェアリズムで賢く生き抜くための生存戦略
サムの本解説chさんが紹介
おすすめコメント
世界のあり方が急激に変化している現代で、私たちはどう生きていけば良いのか、その生存戦略を教えてくれる一冊として紹介されています。
この本では、私たちの世界が3つに分化しつつあると指摘されているそうです。
- •キャピタリズム: 東京のような都心での暮らしをイメージした、人工物8割の世界だとか。この世界で豊かになるには、労働者から資本家へと階級をシフトする必要があるとされています。
- •シェアリズム: 地方の暮らしが典型例で、自然に囲まれ、地域や身近な人間関係が中心となる世界だそう。お金を使わない暮らしであり、地域の行事への参加などを通じて信頼関係を築くことが鍵となるとのことです。
- •ヴァーチャリズム: インターネットやVRなど、国境も国籍も関係ないネットワーク上の仮想世界を指すそうです。
それぞれの世界でお金の稼ぎ方は大きく異なり、ヴァーチャリズムではSNSのフォロワー数といったデジタルプラットフォーム上での影響力や信用が、シェアリズムでは地域コミュニティへの貢献と時間投資が重要になると解説されています。
空虚な世界観が露呈した資本主義の先に私たちが目指すべきは、テクノロジーによって実験される仮想世界「ヴァーチャリズム」と、地に足のついた豊かな生活「シェアリズム」の2つだと述べられているそうです。
また、今後の生き方についての処方箋も示されています。
- •働くことが人生の全てではないとされ、生活できるお金があるなら稼ぐのをやめ、他者や社会に役立つ「本当の仕事」をしたり、自然や文化を楽しんだりすることが勧められています。
- •人間が生きていく上で必要な5つの要素(社会性、関係性、身体性、創造性、個性)を育むことの重要性が説かれているだとか。
- •2025年から2040年までのメイントレンドとして、人々の関心は「意識の探索」に向かうと予測されており、意識を7つの次元で捉える考え方も紹介されています。特に、あらゆる悩みを解決する究極の知識として「意識の6次元」という考え方が最も主張したい点だと述べられているそうです。
これからの時代を賢く生き抜くためのヒントが詰まった、おすすめの本だと紹介されています。
Amazonのアソシエイトとして、当サイトは適格販売により収入を得ています。