ビジネスは顔が9割 ――武器としての相貌心理学 (祥伝社新書)

「真面目そうな人だったのにすぐ辞めてしまった」「向いていると思ったのに全然できない」といった、ビジネスシーンでの人を見る目に関する悩みに心当たりがある方におすすめの一冊だと紹介されています。

この本では、フランス発祥の学問である「相貌心理学」を用いて、人の顔から性格や適性を見抜く方法が解説されているそうです。人の顔には性格や思考の傾向といった内面の全てが現れているという考え方で、コミュニケーションの中の嘘や偏見に惑わされずに相手を理解する助けになるのだとか。

動画では、人の顔を見る際の基本的なステップが紹介されていました。

• •輪郭からは、その人の体力量やコミュニケーションへの欲求がわかるそう。
• •肉付きからは、他者への寛容性や環境への順応性が読み取れる。
• •顔を3つのゾーンに分ける「拡張ゾーン」で、その人が何を大切にするかという価値観がわかる。
• •目や額などの各パーツからも、思考の仕方や情報の取り方などが見えてくるそうです。

また、単に人を見抜くだけでなく、ビジネスでどう活かすかという視点も面白いポイントだとか。

• •肉付きが良く、口角が上がっているなど、組織で活躍しやすい「理想の会社員の顔」の共通点が解説されている。
• •自分の輪郭のタイプを知ることで、自分の強みや弱み、持ち味の活かし方がわかるため、自己分析にも役立ちそう！

さらに、外見を変えることで内面も変え、理想の適性に近づけるための自己プロデュース術も紹介されています。手軽に印象を変える4つのポイントとして、以下のテクニックが挙げられていました。

• •メガネ: レンズの形で好奇心旺盛さや、きめ細やかな印象を演出できる。
• •ヘアスタイル: おでこを出すだけで「できる人」に見える効果がある。
• •メイクアップ: 男性でも肌にツヤを出すことでモチベーションの高さをアピールできる。
• •ファッション: 顔に一番近い襟のデザインや、タートルネックの色でアクティブな印象を演出できる。

人の適性を見抜くだけでなく、その人の活かし方、さらには自分自身の印象を理想に近づける方法まで学べる、おすすめの一冊だそうです。動画では紹介しきれていない部分もまだたくさんあるのだとか！