100万円のスモール・ビジネスを3年以内に3000万円で売却する　ミニマム・イグジットの教科書

100万円以下の少資本で起業し、3年以内に3000万円の売却益を得る「ミニマムイグジット」という手法が紹介されている本だそうです。少ない予算で起業し、小さなリスクで大きな収益を得ることができるのでおすすめの本だと紹介されています。

物と同じで会社も簡単に売れる時代であり、フリマアプリに出品するようにポイントを押さえれば、サクッと会社を売却できるとのことです。この本では、そのための具体的な方法が解説されているそうです。

高く売れる会社の育て方

会社を売る際は「小さく起こして育てて売る」ことが大前提で、それに「黒字を出してすぐに売る」というフェーズを加えるのがポイントだとか。

• •スモールビジネス：コストが小さく、利益率が高いビジネスモデルを指し、物販ではなく主にサービス業がこれにあたるそうです。人件費を抑えることで、さらに利益を出しやすくなるとのこと。
• •売却額の相場：重いビジネスの売却額が利益の3倍程度なのに対し、スモールビジネスは利益の10倍が相場になることもあると言われており、買い手にとっても魅力的だと紹介されています。
• •利益の重要性：会社の価値を決めるのは売上ではなく、売上からコストを引いた利益。コストのかからないビジネスは、売上が落ちた時にも赤字になりにくく、安定している点が強みだそうです。

成功への具体的なステップ

ミニマムイグジットを成功させるためには、以下の点が重要だと解説されています。

• •徹底コピーの法則：0からの発想は危険なため、ビジネスは必ず先行した成功事例の真似から始めるべきだそうです。
• •ビジネスの選び方：物ではなく、知識や経験、時間といった無形資産を売るビジネスを選ぶことが重要とのこと。
• •事業拡大のコツ：ビジネスモデルはひたすらコピーしつつ、店舗ごとのブランド名は変えることで、問題が起きた際のリスクを分散できるという戦略も紹介されています。

資本金100万円からでも、1年目に黒字を達成し、2年目に300万円の利益を出せれば、3年で3000万円でのイグジットも期待できると説明されています。