
テクノ・リバタリアン 世界を変える唯一の思想 (文春新書)
【12分で解説】テクノ・リバタリアン 世界を変える唯一の思想 橘玲
サムの本解説chさんが紹介
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今、世界を変えているのは「テクノ・リバタリアン」という思想だけなのだとか。GoogleやAmazonなどのプラットフォーマーの創業者、ChatGPTなどのAIやブロックチェーンの開発者たちが皆テクノ・リバタリアンであるからだそうです。本書は、その思想について深く解説した一冊として紹介されています。
ベーシックインカムの導入が議論されていますが、そこには「誰に支払うのか」という決定的な弱点があると指摘されています。
- •国民を対象にすると、必然的にグロテスクな優生学国家を生み出してしまう可能性があるそう。
- •この問題を解決するためには、botなどではない「人間であることの証明」が不可欠となり、ワールドコイン財団が虹彩スキャンというアナログな手段を採用した理由も解説されているとのことです。
また、この世界には生物・無生物を問わず、「より早くより滑らかに動くように進化する」という「コンストラクタ法則」という根本法則が存在すると紹介されています。この法則から、今後のメディアや社会の未来が予測できるのだとか。
- •未来は監視社会ではなく、巨大な中央集権組織と、才能ある個人の二極化が進むそう。
- •中途半端な組織は淘汰され、フリーランスのコンテンツプロバイダーが活躍する時代が来ると説明されています。
- •日本社会が長く停滞しているのも、この法則に反して非効率な組織が温存されているからだと分析されているそうです。
さらに、意識を持ったAIとの融合という、驚くような未来像も描かれています。
- •いずれAIは意識を持つようになり、人間と区別がつかなくなるかもしれないと述べられています。
- •シンギュラリティが到来した未来では、脳をインターネットに繋ぎ、人類がクラウドベースの集団意識へと移行する可能性についても言及されているそうです。
動画内では紹介しきれていない部分がまだまだ多く、おすすめの本だと紹介されています。
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