シリコンバレー式超ライフハック

科学的知見に基づく健康法「バイオハック」を実践し、自身のパフォーマンスを最大化するための方法が解説されている本として紹介されています。

努力せずに生産性を上げるには「睡眠」が最強！

睡眠は一度環境を整えてしまえば、努力せずに一生生産性をブーストできる、最重要かつコストパフォーマンスの高い項目だそうです。

• •クロノタイプを知る: 人には生まれつき「熊型」「ライオン型」「狼型」「イルカ型」という4つの睡眠タイプがあるそう。自分のタイプを知り、それに合った生活を送ることが生産性向上の近道とされています。
• •光をコントロールする: 朝は日光をしっかり浴び、夕方以降はスマホなどから出るブルーライトを避けることが重要だとか。ブルーライトカットメガネの利用もおすすめされています。
• 睡眠の質を上げる小技:
  • •横向きで、頭を10～30度高くして眠るのが最も疲労が取れやすい体勢だそう。抱き枕もおすすめされています。
  • •マウスピースを使い、睡眠の質を低下させるいびきや歯ぎしりを防ぐのも有効とのことです。
  • •極端な糖質制限は睡眠の質を下げるため、玄米や芋類などから良質な炭水化物を摂ることが推奨されています。

体は食べたものでできている

食事の乱れは心の乱れや脳のパフォーマンス低下に繋がるため、何を食べるかが非常に重要だと解説されています。
取るべき食品として全粒穀物、野菜、魚などが挙げられる一方で、特に興味深いのは「レジスタントスターチ」という成分です。お米や芋類を一度冷蔵庫で冷やすとこの成分が作られ、腸内細菌のエサとなって腸内環境を整える効果があるのだとか。

性欲の莫大なエネルギーを利用する

本能である性欲のエネルギーを、生産性など別の方向に向けるというユニークな視点も提供されています。

• •男性: ポルノなどのコンテンツを断ち、オーガズム（射精）の回数を7日に1回にすると、やる気に関わるホルモン「テストステロン」の値を高く保てるそうです。
• •女性: 逆にオーガズムの回数を増やす（週2回以上が目安）ことで、ストレス軽減や免疫力向上など、心身に多くのメリットがあるそうです。

このように、睡眠、食事、性欲といった根源的なテーマから、具体的なライフハックが紹介されています。