メンタル脳(新潮新書) 『スマホ脳』シリーズ

メンタル脳(新潮新書) 『スマホ脳』シリーズ

サムの本解説ch
【11分で解説】メンタル脳 幸せを追うな 〇〇だけしろ

サムの本解説chさんが紹介

おすすめコメント

この本は、なぜ人間には感情があるのか、そして、うまく人生を歩んでいくためにどう脳をサポートすればいいのかが詳しく書かれており、読むことで自分自身のこと、そして自分のメンタルを理解できるようになるおすすめの一冊だと紹介されています。

不安やストレスの正体がわかる

不安とストレスの違いから、脳が危険を察知する仕組みまで、分かりやすく解説されているそうです。

  • 不安の正体は「事前のストレス」であり、危険そのものではないとされています。
  • 脳の警報センターである扁桃体が、念のために警報を鳴らしているだけのこともあるだとか。
  • パニック発作も、脳が危険に過剰反応してしまっただけであり、「不安は危険なものではない」と覚えておくと役に立つと紹介されています。

運動でメンタルは強化できる!

体と脳は繋がっており、運動はうつを防ぐためにできる最も重要なことの一つだと説明されています。

  • どんな種類の運動であれ、人を不安から守る効果がわかっているそうです。心拍数が上がる運動だけでなくても良いため、誰でも始めやすいかもしれません。
  • 運動することで、体がストレスに過剰反応しなくても大丈夫だと学び、幸せな気分になる可能性が上がるとのことです。

「幸せ」を追い求めない生き方

幸せを目標に頑張っても意味はなく、大切なのはゴールまでの「道のり」だとされています。
現代でも狩猟採集民の暮らしをしている人々は、不安やうつが非常に珍しいそうです。その理由は、「よく体を動かすこと」と「仲間と連帯していること」にあると考えられています。
本書で紹介されている「幸せのレシピ」は、とてもシンプルだとか。

  • 一緒にいて快適で信頼できる人たちに囲まれること
  • 夢中になれて、自他共に意味を感じられることをすること
  • そして、これらを繰り返すこと

結局のところ、幸せの主な材料は、家族や友人といった他の人との良い関係だと結論付けられています。
感情の仕組みを理解し、具体的なアクションを通じて自分のメンタルをサポートする方法が学べる一冊として、おすすめされています。

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