
虫歯予防も歯周病予防も!「ライオン歯科材 Systema ハグキプラス EX」を紹介します!
この商品をおすすめしている有名人
目次
こんにちは!
今回は、「ライオン歯科材 Systema ハグキプラス EX」について、紹介していきたいと思います!
どんな商品か、の前に... 私が歯磨き粉を選ぶ時の基準
「Systema ハグキプラス EX」の魅力を語る前に、少しだけ、私が毎日使う歯磨き粉を選ぶ際にこだわっているポイントをお話しさせてください。これまでの記事でも触れてきましたが、自分なりに調査した結果、以下の点をできるだけ満たす製品を選ぶようにしています。この基準を知っていただくことで、なぜ私が「Systema ハグキプラス EX」をおすすめするのか、より深くご理解いただけるかと思います!
1. フッ素1450ppm配合(虫歯予防)
2. IPMP配合(歯周病予防)
3. LSS配合(口臭予防)
4. 発泡剤が少ない(しっかりと磨くために)
5. 研磨剤が少ない(歯や歯茎に優しくするために)
6. 値段が1000円以下(続けるために)
どんな商品か
今回紹介するライオン歯科材 Systema ハグキプラス EXは、先ほど紹介した基準のうち、なんと
Systema ハグキプラス EX | |
---|---|
フッ素1450ppm配合 | ⭕️ |
IPMP配合 | ⭕️ |
LSS配合 | ⭕️ |
発泡剤が少ない | ⭕️ |
研磨剤が少ない | ⭕️ |
値段が1000円以下 | ⭕️(Amazonで2025年4月29日現在、90gで849円) |
と全てを満たしているのです!よくYouTubeなどで歯科医師の方がおすすめしているのも納得です!
実際の写真







おすすめしたい人
- フッ素1450ppm配合で、虫歯予防効果の高い歯磨き粉を使いたい人
- IPMP配合で、歯周病予防効果の高い歯磨き粉を使いたい人
- LSS配合で、口臭予防効果の高い歯磨き粉を使いたい人
- 低発泡で、じっくり磨ける歯磨き粉を使いたい人
- 低研磨で、歯に優しい歯磨き粉を使いたい人
- 歯磨き粉の強いミント感が苦手な人
- 歯科医院推奨の信頼性の高い歯磨き粉を使いたい人
おすすめポイント
その1 フッ素1450ppm配合
まず、虫歯予防といえば、フッ素ですよね!
この「Systema ハグキプラス EX」にも、フッ素が1450ppm配合されています!
フッ素が歯にいい、というのは、あなたも一度は聞いたことがあるかもしれません。
でも、具体的にどう良いのか、意外と知らなかったりしませんか。フッ素には、大きく分けて3つの働きがあるのです!
1. 再石灰化の促進: 食事をすると、お口の中が酸性になって歯のミネラルが溶け出してしまう「脱灰」という現象が起きます(※1)。フッ素は、この溶け出したカルシウムやリンを再び歯に取り戻す「再石灰化」を促進してくれます!初期の虫歯なら、これで修復も期待できるのです。(※2)
2. 歯質強化: 歯の表面を覆うエナメル質は酸に弱いのですが、フッ素がエナメル質に取り込まれると、酸に強い構造(フルオロアパタイト)に変化させてくれるのです!これで、虫歯になりにくい、頼もしい歯を育ててくれるんですね。(※2)
3. 細菌の活動を抑制: 虫歯の原因菌であるミュータンス菌の働きを弱め、歯を溶かす酸を作りにくくする効果も。(※2)
そして、この「1450ppm」という濃度。これは、日本で市販されている歯磨き粉で認められている最大濃度(1500ppm)に限りなく近い、とっても高濃度なレベルなんです!(6歳未満のお子さんへの使用は控えてください)(※3)
「本気で虫歯と予防をしたい!」と思うなら、この高濃度フッ素は譲れないポイントです。
その2 IPMP配合
虫歯予防と並んで、大事なのが「歯周病予防」です!
歯周病予防には、以下の2つのアプローチがあります。(※4)
- 殺菌:原因菌へのアプローチ
- ホストケア:歯茎の抵抗力を高めるケア
「Systema ハグキプラス EX」には、歯周病菌の殺菌成分としてIPMP(イソプロピルメチルフェノール)が配合されています。
歯周病菌の殺菌成分には、IPMPの他にもCPC、CHX、TCなど色々ありますが、IPMPのすごいところは、歯周病菌の温床となる「バイオフィルム」の内部まで浸透して殺菌できる点です。(※5)
【ちょっと解説】バイオフィルムとは?
歯の表面に付着した細菌が集合して作る、ヌルヌルとした膜のこと。実は、歯周病菌はこのバイオフィルムの中で守られていて、通常の歯磨きや殺菌成分ではなかなか内部まで届きにくいんです。お風呂場の排水溝のヌメリを想像すると分かりやすいかもしれません。
IPMPはこの手強いバイオフィルムのバリアを突破して、中に潜む歯周病菌まで殺菌できる、頼れる成分なのです!歯周病菌をしっかりと殺菌したい方には、ぜひ注目してほしいポイントです。

その3 ビタミンE配合
歯周病対策のもう1つの柱、ホストケア成分として、ビタミンE(酢酸トコフェロール)が配合されています。
ビタミンEは、**歯茎の血行を促進**してくれる働きがあるんです。血行が良くなると、歯茎に栄養が行き渡りやすくなって、細胞が元気になります。元気な歯茎は、外部からの刺激や細菌に対する抵抗力もアップ!
ビタミンEは、歯茎の細胞同士の結合に関わる「E-カドヘリン」というタンパク質の減少を抑える働きがあります。(※6)
【ちょっと解説】E-カドヘリンとは?
細胞と細胞をくっつけて、組織のバリア機能を保つ大切な接着剤のようなもの。歯茎では、これが歯周病菌などの外的刺激から内部組織を守る役割を担っています。歯周病患者の歯肉上皮では、このE-カドヘリンの発現量が減少していることが報告されています。
E-カドヘリンが減ってしまうと、歯茎のバリア機能が弱まり、歯周病菌が侵入しやすくなってしまいます。ビタミンEはこのE-カドヘリンを守ることで、歯茎のバリア機能を強化!
歯茎本来の防御力を引き出してくれる、縁の下の力持ちというわけです!

その4 トラネキサム酸配合
こちらも「ホストケア」成分の1つ、トラネキサム酸です。歯磨きのときに出血が気になる…という方もいるのではないでしょうか?
トラネキサム酸は、歯茎からの出血を抑える効果があります。歯周病が進行すると歯茎が炎症を起こし、ちょっとした刺激でも出血しやすくなります。トラネキサム酸は、この厄介な出血を抑制し、健康的な歯茎へと導いてくれます。(※7)
その5 LSS配合
虫歯、歯周病対策だけではなく、口臭も対策できます。SP-Tジェルは、LSS(ラウロイルサルコシンナトリウム)も配合しています。
LSSは、口臭の原因となる浮遊性の細菌を殺菌する効果があります。お口の中をスッキリさせ、気になるニオイを防いでくれるのは嬉しいポイントですよね。
その6 低発泡
以前の記事でもお伝えしましたが、泡立ちが少ない「低発泡」タイプであることも、重要なポイントです。
泡立ちが良いと、すぐに口の中が泡でいっぱいになってしまい、短時間で磨いた気になってしまうことがあります。低発泡だと、どこを磨いているかしっかり確認しながら、時間をかけて丁寧に磨くことができます。
また、すすぎも軽く済ませられるので、配合されている薬用成分(フッ素やIPMPなど)が口の中に長くとどまりやすくなるというメリットも!まさに一石二鳥ですね。
その7 低研磨
毎日使う歯磨き粉、歯や歯茎に優しいものを選びたいですよね。
Systema ハグキプラス EXは、研磨剤の配合量が少ない「低研磨」タイプなのも大きな魅力です。
研磨剤がたくさん入っていると、汚れは落ちやすいかもしれませんが、同時に歯の表面(エナメル質)を削ってしまったり、歯茎を傷つけてしまう可能性があるんです。エナメル質が薄くなると、冷たいものがしみたりする知覚過敏の原因にもなりかねません。
Systema ハグキプラス EXなら、歯や歯茎への負担が少ないので、優しく、でもしっかりと磨くことができます。毎日安心して使えるというのは、すごく大事なことですよね!知覚過敏が気になる方にも、ぜひ試してみてほしいです。
その7 お値段が続けやすい
これだけ高機能だとお値段、気になりますよね。Systema ハグキプラス EXは続けやすい価格です!
Amazonで2025年4月29日現在、90gで849円。
1回の使用量を1-2cm程度(約1g)とすると、1回あたり約9.4円の計算になります!
「激安!」というわけではありませんが、この品質と効果を考えれば、毎日使うものとして十分納得できる、むしろコスパが良いと言える価格ではないでしょうか。
良いものを無理なく続けられるというのは、すごく大切ですよね!
最後に
今回は、ライオン歯科材の「Systema ハグキプラス EX」について詳しくご紹介しました。
虫歯対策も、歯周病対策も、全部欲しいという方には、本当におすすめです。
いつまでも健康な歯を保ちたいという方は是非手にとってみてください!
【注釈】
※1 虫歯発生の仕組みについて:厚生労働省 むし歯の予防法(総論)
https://kennet.mhlw.go.jp/information/information/teeth/h-02-005
※2 フッ素の虫歯予防効果について:厚生労働省 フッ化物利用(概論)
https://kennet.mhlw.go.jp/information/information/teeth/h-02-006
※3 フッ化物配合歯磨剤の濃度上限にについて:厚生労働省 フッ化物配合歯磨剤
https://kennet.mhlw.go.jp/information/information/teeth/h-02-007
※4 歯周病対策の考え方について
https://www.dental-plaza.com/academic/dentalmagazine/no167/167-1/
※5 IPMPのバイオフィルムへの殺菌効果について
https://www.lion.co.jp/ja/rd/topics/180?utm_source=booklet&utm_medium=qr&utm_campaign=2023_LSJ
※6 ビタミンEの歯肉上皮バリア機能強化作用について
https://www.dental-plaza.com/academic/dentalmagazine/no167/167-1/
※7 トラネキサム酸の出血抑制効果について
https://www.jstage.jst.go.jp/article/perio1968/23/3/23_3_437/_article/-char/ja/