「時間術大全――人生が本当に変わる「87の時間ワザ」」を読んでやりたいことができるようになりました!

「時間術大全――人生が本当に変わる「87の時間ワザ」」を読んでやりたいことができるようになりました!

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こんにちは!
今日は「時間術大全――人生が本当に変わる「87の時間ワザ」」のレビューをしていこうと思います。

どんな本か

  • タイトル: 時間術大全――人生が本当に変わる「87の時間ワザ」
  • 著者: ジェイク・ナップ、ジョン・ゼラツキー
  • 翻訳者: 櫻井祐子
  • 出版社: ダイヤモンド社
  • 発売日: 2019年6月20日

本書は、GoogleやYouTubeで活躍した著者たちが、自分の時間を取り戻し、人生において本当に重要なことに集中するための方法を提案する一冊です。日々の生活に取り入れやすい87の具体的な時間術を紹介しています。単なる「時間節約」ではなく、「自分にとって意味のある時間」を確保することを目指した内容となっています!

おすすめしたい人

  • 自分にとって重要なことに集中したいと考えている人
  • 時間術や生産性向上に興味がある人
  • 忙しい生活の中で少しでも余裕を持ちたい人
  • 日々のスケジュール管理に悩んでいる人
  • 時間を効率的に使いたい人

印象的だった戦術と体験談

この本には、時間を作り出すメイクタイムの4ステップ、

  • ハイライト(最重要事項を選ぶ)
  • レーザー(集中する)
  • チャージ(エネルギーを蓄える)
  • チューニング(振り返りと改善)

について、それぞれ説明と具体的戦術が記載されています。
今回は、印象的だった戦術を紹介していきます!

ハイライト:戦術08 ハイライトを予定に入れる

この戦術は、1日の中で集中力の高い理想の時間を「ハイライト」のためにブロックしてしまおうというものです。

以前までは、「今日はこれをやろう」と決めても、「まだ朝だし...」「まだ昼だし...」と先延ばしにして、結局何もせずに夜を迎えることがよくありました。そして結局何もせずに1日が終わってしまうといった感じ。このような経験をお持ちの方は多いのではないでしょうか?

ですが、この戦術を実践してからは、そういった時間が大幅に減りました。最近私は、平日であれば、起きてから仕事が始まるまでの時間を「ハイライト」のための時間として確保しています。時間を決めることで必ずやりたいことに取り組めるだけでなく、朝に時間を確保することで、清々しい気持ちで1日をスタートできるようになりました!

私は朝にしていますが、自分の頭のさえる時間を「ブロック」する習慣を身につけることで、自分にとって大切なことに、確実に時間を使えるようになると思います!

レーザー:戦術30 「時間クレーター」に気をつけろ

戦術30では「時間クレーター」という概念が紹介されています。これは「小さなきっかけから、巨大な時間のロスが生じること」を指しています。

例えば

  • 90秒で1つのツイートを投稿したことがきっかけで、反響が気になり長時間Twitterを見続けてしまう
  • 15分でサクッと食べたブリトーが3時間の睡魔を招く

といった例が紹介されています。

なかなか怖いですよね。考えてみたら、私にも「時間クレーター」がありました。金曜日の夜、1週間頑張った達成感と翌日が休みという開放感から、いつもより少し遅く寝てしまうことがあったのですが、その結果土曜日に寝坊して朝の時間を無駄にし、1日の活力を奪われていたのです。さらに、睡眠リズムが崩れることで、数日間寝起きが悪くなり、眠気でぼーっとした時間が増えていました。数時間の夜ふかしで、その後数日間の活力を無駄にしていたわけです。
この「時間クレーター」に気づいてからは、金曜日も他の平日と同じように早く就寝するよう心がけ、リズムを崩さないようにしています。その結果、土日をより生産的に過ごせるようになりました!

チャージ:戦術84 「日没」をつくりだす

「チャージ」のセクションでは、古代人の生活を参考に、エネルギーを満たす方法が説明されています。文明は急速に発達しましたが、私たちの体は古代人とほとんど変わっていないため、彼らの生活習慣から学ぶことが多いとのことです。

特に心に残っているのが「戦術84 「日没」をつくりだす」です。古代には現代のような明るい照明はなく、日が沈むと自然と暗くなりました。そして、私たちの体は、明るい時間には目が覚めて、暗い時間には眠くなるようにできています。考えてみれば、夜に明るいのは、不自然で体内リズムが崩れてしまうのもわかりますよね。古代と同じく、夜は暗い場所で過ごすことで、より良い睡眠を得てエネルギーをチャージできるわけです。

これを知ってからは、仕事を終え、食事をして、お風呂を済ませたら、間接照明だけの部屋で過ごすようにしました。以前は、お風呂後も明るい電気をつけてPCに向かっていましたが、デバイスの画面を見るのもやめました。

その結果、寝つきが本当に良くなりました!よく眠れないという方には、ぜひ試していただきたい方法です。人工的な「日没」を作り出すことで、体内時計を整え、よく眠ることができます!

最後に

本書には、今回紹介した3つの戦術以外にも日常生活に取り入れやすい実践的な戦術がたくさん紹介されています。
気になった方は、ぜひ手に取ってみてください!

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