
『脳を鍛えるには運動しかない!』レビュー|昼に運動すると、午後にもう一度「朝」がくる
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こんにちは、しゅりです。
今回は本のレビューで、ジョン J. レイティ先生の『脳を鍛えるには運動しかない!』です。読む前の私は、運動にそこまで興味がありませんでした。

運動しない人が運動の本。それ、読み切れたの?

読み切って、運動まで始まりました。
結論:運動は「体のため」より先に「その日のため」に効く
先に結論です。運動というと将来の健康のためのイメージでしたが、この本で知って実感したのは、運動はその日の気分と集中力に、即日で効くということでした。
購入のきっかけ
メンタリストDaiGoさんが「人生を変えた本」として紹介していたのがきっかけです。読書家で大量に本を読んでいる人がそこまで言う本なら、と気になって、運動への興味は薄いまま買いました。
どんな本か
- 著者:ジョン J. レイティ(ハーバード大学医学大学院 臨床精神医学准教授)
- 出版社:NHK出版(日本語版2009年3月20日、原題 SPARK)
運動が脳に与える影響を、神経科学の知見から解説する本です。章立てが「学習」「ストレス」「不安」「うつ」「注意欠陥障害」「依存症」「ホルモンの変化」「加齢」と悩み別になっていて、それぞれの章で、どんな運動がどう効くのかまで書かれています。自分の困りごとの章から読める作りです。
こんな人におすすめ
- 気分が沈みやすい方、ストレスや不安を感じやすい方
- 午後になると集中力が切れる方
- 運動が続いたことがない方(「なぜやるか」が腹落ちすると始まります)
この本を読んで変わったこと
その1:嫌な気持ちを、運動で切り替えられるようになった
第5章「うつ――気分をよくする」は、沈んだ気分と運動の関係の章です。ここに、運動は気分を良くして、うつやネガティブな感情を軽減するとあります。そこで、嫌なことがあった日は運動することにしました。働いていれば楽しいことばかりではないですからね。
これは始めた初日から効果を感じました。運動前は何もする気が出ないほど気持ちが重かったのに、運動後にはそれがほとんど消えていて、切り替えて仕事に集中できたんです。以前は嫌なことを1日中引きずって、生産性が落ちてしまう日もあったので、この変化は大きかったです。
もうひとつ、以前はストレス発散をお酒に頼りがちで、体調も翌日の仕事も犠牲になっていました。発散手段が運動に置き換わってからは、心身ともに健全にリセットできています。
その2:昼に運動すると、午後にもう一度「朝」がくる
第6章「注意欠陥障害――注意散漫から脱け出す」は、集中力の章です。ここには、運動が注意散漫の改善に効くとあります。私はADHDの診断を受けているわけではありませんが、情報だらけの環境で働いていると、集中が切れる時間帯はどうしてもあります。
そこで昼に運動を挟むようにしたら、午後の集中力が朝並みに戻ることに気づきました。朝は誰でも頭がさえていますが、午後は疲労で落ちていく一方ですよね。昼の運動はそこをリセットしてくれて、1日に朝が2回くるような感覚になります。最近は夕方にも軽く動いて、朝を3回作る日もあります。
気になる点も正直に
長いです。そして専門用語が多いです。さらさら読んでいると、いつの間にか話についていけなくなっていることがあります。笑
ただ、この1冊に研究結果と「悩み別にどんな運動をすればいいか」まで詰まっていることを考えると、情報量で十分元が取れます。全部を通読しなくても、自分の悩みの章だけ読む使い方でいいと思います。
こばんの台帳

「本を読んだら運動が始まった」。台帳につけたよ。こういう記録は初めて。
記録:2025年1月——読了。以後、嫌なことがあった日は運動するようになり、お酒での発散をやめた。
結論:本1冊の代金で、お酒代が浮くようになった。黒字。

お酒より運動のほうが安い。台帳的にも文句なし。
まとめ
「こんなことにも運動が効くのか」という内容が悩み別に並んでいる本なので、運動好きの本というより、運動していない人のための本だと思います。気分の波や午後の集中切れに心当たりがあるなら、読んでみてください。私のように、読み終わるころには運動が始まっているかもしれません。
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