可哀想すぎる漫画の登場人物【6選】

『アンデッドアンラック』の主人公「ふうこちゃん」は、タイトルの「アンラック」を体現する、とてもフウウンな女の子として紹介されています。

彼女が持つ能力は、自分に愛着があるものや肌で触れた人に、とても大きい不運が舞い込んでしまうというものだそう。

• •幼い頃、両親をハグして送り出した後、その両親が乗った飛行機が事故に遭い、乗客全員が亡くなるという悲しい過去を持つとのこと。
• •この出来事をきっかけに自身の能力に気づき、誰にも触れられないようにずっと引きこもり生活を送ってきたそうです。

人生に絶望し、自ら命を絶とうとしたところで「不死（アンデッド）」の男・アンディと出会い、物語が始まると紹介されています。

人に不運を巻き込んでしまう能力は「かわいそう」で、特に愛着を持てば持つほど不運が大きくなるのは「しんどい」とのこと。物語の入り口としてはトップクラスにかわいそうかもしれない、という話でした。物語は「飛び降りようとしてるところから始まってんだから」と、その壮絶な境遇が語られています。

「ただの可愛い少女漫画や変身物だと思っている人」にこそ読んでほしい！と紹介されている一冊です。
アニメ版などのポップなイメージとは異なり、原作は実はめちゃくちゃ悲しいお話がいっぱい詰まっていて、かなり重い内容だとか。

• •中学生や小学生のキャラクターたちが背負うには重すぎる、月の世界の滅亡や前世の記憶といった壮大なテーマが描かれているそう。
• •「ミラクルロマンス」という言葉の裏には、とても切ない物語が隠されているらしいです。
• •原作を読むと、物語がどれだけしんどいかがわかるとのこと。

作中にはかわいそうな登場人物がたくさん出てくると紹介されており、その一例として「ホタルちゃん（セーラーサターン）」が挙げられています。
彼女は、過去の事故で母親を亡くし、自身も父親によってサイボーグ化されてしまったという、非常に悲しい過去を持つキャラクターだそうです。自分の意思とは関係なく友人を傷つけてしまうなど、その境遇は本当にかわいそうだとか。

「セーラームーンはマジで深い！」と熱く語られており、明るいイメージだけで終わらない、物語の奥深さに触れてほしいと紹介されています。

「かわいそうな漫画の登場人物」として、主人公エドとアルの母親であるトリシャ・エルリックが紹介されています。

彼女はすごく優しくて本当にいいお母さんだったそう。しかし、夫は錬金術の探求で家を空け、ほぼ蒸発状態に。それでも夫の帰りを信じ、女手一つで息子たちを育てていた健気な女性だとか。
そんな彼女は病気で亡くなってしまい、その死をきっかけに物語は大きく動き出します。

• •母親を蘇らせたい一心で、息子たちは最大の禁忌である「人体錬成」を行ってしまうそう。
• •その結果、兄のエドは腕と足を、弟のアルは身体全てを失うという、あまりにも大きな代償を払うことになったとのこと。
• •この悲劇こそが、兄弟の壮大な旅の始まりだと説明されています。

自身の死が、愛する息子たちをこれほどまでに辛い状況に追い込んでしまったという視点から、トリシャは「切ない」「悲しい存在」だと語られています。物語の始まりに深く関わる、悲しくも美しい母親の物語に注目だそうです。

「名探偵コナン」に登場するキャラクター、宮野志保（灰原哀）が「かわいそうすぎる登場人物」として紹介されています。
本当に大好き！なキャラクターだそうで、その魅力は彼女の悲しい生い立ちにあると語られています。

• •子供の頃から組織に振り回され、高度な科学の知識を変な薬を作るために使われていたそうです。
• •組織の力によって姉を亡くし、それに反発すると閉じ込められてしまったとか。
• •助かるために死を覚悟して飲んだ薬のせいで、なぜか体が小さくなってしまうという、あまりにもかわいそうすぎる境遇だと説明されています。

作中では少年探偵団と行動を共にしていますが、実年齢は18歳。そのギャップも相まって、ずっとかわいそうな状況が続いているそうです。
しかし、その「かわいそう」な部分や、どこか影のあるところが人気の理由だとも語られています。
幸せになってほしいと願うファンが多く、作中で少しでも良い描写があると「うーっ！」となってしまうほどの魅力があるそうです！
自分が作った薬に振り回され、何度も死にかける彼女の悲しい運命に注目して物語を追うと、また違った見方ができるかもしれません。

「かわいそうな漫画の登場人物」というテーマで、『DEATH NOTE』に登場する主人公・夜神月（やがみ ライト）の母親、矢神冴子（やがみ さちこ）が紹介されています。

作中で「一番かわいそう」かもしれないキャラクターとして挙げられており、その理由は以下の通りだそうです。

• •夫は殉職し、自慢だった息子は凶悪な犯罪者となり、娘は廃人になってしまうという、家族が崩壊していく悲劇に見舞われる。
• •彼女自身は何も悪いことをしておらず、ただ家族を信じていただけなのに、全てを失ってしまう。
• •周囲が大変な状況にある中で、最後まで正気を保っていることが、かえって彼女の過ocoな状況を際立たせているとか。
• •そんな最悪な状況なのに名前が「さち子」であることも、あまりにかわいそうすぎると語られています！

冴子はとても良いお母さんとして描かれているそうです。息子がテストで1位を取った際には、それが当たり前のことであっても「すごいわ」と心から褒めてあげるなど、愛情深い一面が描かれているとのこと。

「巻き込まれた一般人が一番かわいそう」という視点で見ると、この物語はまた違った切なさを感じさせるそうです。「もう1回『DEATH NOTE』を読み返してほしい」「一番かわいそうなのは誰か考えたら、多分さち子になると思う」と紹介されており、家族の視点で物語を再評価するきっかけになる一冊だとか。

「SLAM DUNK」は、かわいそうな登場人物を紹介する企画の中で、少し毛色の違う「トップなかわいそうさ」を持つキャラクターとして「髭店長」が紹介されています。

• 主人公・桜木花道がバスケットシューズを買いに行ったスポーツ店の店長が、とても不遇でかわいそうだとか。
  • •花道に足を踏まれた上に、履いていたお気に入りのバッシュをたった30円で奪われてしまうという衝撃的なエピソードが紹介されています。
  • •そんなひどい目に遭っても「あいつは大物になるぞ」と、花道の才能にいち早く気づいた人物かもしれないそうです。
• •その後、再びバッシュを買いに来た花道に対し、今度は「赤と黒。湘北の色だ」と言って、チームカラーのバッシュを渡してくれる有名なシーンがあるとのこと！
• •名前を間違えられて殴られるなど、他にも不遇なエピソードがあるそうですが、それでも主人公たちを温かく見守る、とてもいい人だと紹介されています。

メインのキャラクターだけでなく、こうした脇役の物語も深く、とても愛されている作品だそうです。