いま注目の若手作家【3名】
📅 2024年5月25日
この動画で紹介されたおすすめ商品(3個)

迷彩色の男
2022年に文芸賞を受賞しデビューした作家、安藤ほせさんの2作目の作品として紹介されています。
この『迷彩色の男』は、発表されるやいなや2つの文学賞の候補作になったそうです!
- •第45回 野間文芸新人賞 候補作
- •第170回 芥川賞 候補作
デビューから立て続けに権威ある賞にノミネートされるのは、それだけ多くの人から注目され、高く評価されている証拠だとか。
作品の魅力は、描かれている内容のハードさと文章の綺麗さがもたらすギャップにあると紹介されています。硬くなりすぎない文章で書かれている一方で、描かれているテーマは非常に鋭い、という点に惹きつけられるそうです。
文学賞に注目している本好きからも、今まさに注目株の作家として名前が挙がっていると紹介されています。

みどりいせき (集英社文芸単行本)
作家の太田ステファニーカヨさんが、作品より先に本人がめちゃくちゃバズったという、とても珍しい経緯で注目されたと紹介されています。
きっかけは、第47回スバル文芸賞を受賞した際の贈賞式でのスピーチだったそう。そのスピーチが「たまたま今年のスバル文芸賞の受賞者のスピーチがやばい」とSNSで大きな話題に!詩的でラップのリリックのようでもあり、聞いているうちにいつの間にか彼の世界に引き込まれ、まるで1冊の本を読んでいるかのような感覚になるほどだったとか。
その後、文芸誌に掲載された受賞の言葉もバズり、「彼の書く作品は一体どんなものなんだろう?」と多くの人が興味を持ち、この『みどりいせき』は発売前から予約が殺到したそうです。
実際に発売された作品も、本好きたちが「あんまり読んだことのない文体」だと衝撃を受けるものでした。
- •物語は、高校生がタイなどで売人の仕事をしていくという、少しダークな世界の青春小説だそう。
- •善悪を描くのではなく、彼らがそうした仕事をしていく様が淡々と描かれているとのこと。
- •作中の言葉遣いも特徴的で、仲間内でしかわからないような用語や、私たちが普段使うよりももっと砕けたリアルな言葉が使われているそうです。
本人でバズり、そしてこの作品自体でもバズったという、二重の衝撃を与えた一冊。作者のスピーチから感じられた独特の空気感が、作品にもしっかりと込められていると紹介されています。「今まで本以外もいなかったんじゃない」と言われるほどの新しい才能から生み出された作品で、今後が非常に気になる作家のデビュー作だそうです!

成瀬は信じた道をいく 「成瀬」シリーズ
2024年の本屋大賞を受賞した話題作『成瀬は天下を獲りにいく』の続編として紹介されています。デビュー作でいきなり本屋大賞を受賞するのは「シンプルにやばくない!?」と、そのすごさが語られていました。
この「成瀬」シリーズの最大の魅力は、なんといっても主人公の「ナルセ」という女の子だそうです。
- •めちゃくちゃ魅力的で、気づけばみんな彼女のことが好きになりすぎ!と感じるほどだとか。
- •デビュー作で登場人物の名前がそのままタイトルになった作品は珍しく、そのキャラクターがこれだけ多くの人に愛されるのは本当にすごいことだと紹介されています。
もともとは文学賞でトリプル受賞した短編から生まれた作品で、書籍化された1作目『成瀬は天下を獲りにいく』が想像以上の人気となり、少し戸惑うほどだったそうです。
この「成瀬」シリーズの続きが気になるのはもちろん、今後、ナルセのような魅力的なキャラクターがまた生み出されるのではないかと、著者の他の作品もどんどん読みたくなってしまう、今まさに大注目のシリーズだそうです。
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