みどりいせき (集英社文芸単行本)

みどりいせき (集英社文芸単行本)

ほんタメ
いま注目の若手作家【3名】

ほんタメさんが紹介

おすすめコメント

作家の太田ステファニーカヨさんが、作品より先に本人がめちゃくちゃバズったという、とても珍しい経緯で注目されたと紹介されています。

きっかけは、第47回スバル文芸賞を受賞した際の贈賞式でのスピーチだったそう。そのスピーチが「たまたま今年のスバル文芸賞の受賞者のスピーチがやばい」とSNSで大きな話題に!詩的でラップのリリックのようでもあり、聞いているうちにいつの間にか彼の世界に引き込まれ、まるで1冊の本を読んでいるかのような感覚になるほどだったとか。

その後、文芸誌に掲載された受賞の言葉もバズり、「彼の書く作品は一体どんなものなんだろう?」と多くの人が興味を持ち、この『みどりいせき』は発売前から予約が殺到したそうです。

実際に発売された作品も、本好きたちが「あんまり読んだことのない文体」だと衝撃を受けるものでした。

  • 物語は、高校生がタイなどで売人の仕事をしていくという、少しダークな世界の青春小説だそう。
  • 善悪を描くのではなく、彼らがそうした仕事をしていく様が淡々と描かれているとのこと。
  • 作中の言葉遣いも特徴的で、仲間内でしかわからないような用語や、私たちが普段使うよりももっと砕けたリアルな言葉が使われているそうです。

本人でバズり、そしてこの作品自体でもバズったという、二重の衝撃を与えた一冊。作者のスピーチから感じられた独特の空気感が、作品にもしっかりと込められていると紹介されています。「今まで本以外もいなかったんじゃない」と言われるほどの新しい才能から生み出された作品で、今後が非常に気になる作家のデビュー作だそうです!

Amazonのアソシエイトとして、当サイトは適格販売により収入を得ています。

みどりいせき (集英社文芸単行本) - いま注目の若手作家【3名】 - ほんタメさん | CelePick