
眠れなくなるほど面白い 図解 社会心理学
【総集編】心理学編 【知らないと人生損する心理学の重要事項まとめ】
サムの本解説chさんが紹介
おすすめコメント
対人関係の悩みがある方や、今の社会に生きづらさを感じている方、心理学に興味がある方におすすめの本として紹介されています。
本書では、社会心理学の基本を学ぶことができ、私たちが日々無意識にやってしまっている行動とその理由について知れる、ものすごく面白い内容になっているそうです。
社会心理学について学べば、生きる上での損を減らすことができ、有利になると解説されています。
この本で解説されている、特に学ぶ価値が高いとされる社会心理には以下のようなものがあるとのこと。
認知的不協和
- •自分の心の中に矛盾を抱えた状態を無意識に解消しようとする心理のことだとか。
- •例えば、報酬が低い仕事ほど「報酬が低いのにこんなに頑張っている。だからこの仕事には価値があるに違いない、楽しいに違いない!」と錯覚してしまう「やりがい搾取」も、この心理で説明できるそうです。
一貫性の原理
- •人は自分の行動に一貫性を持たせようとする心理のこと。
- •一度見始めた映画を、面白くないと感じても最後まで見てしまうことなどが例として挙げられています。
- •この原理を応用し、最初に小さなお願いを聞いてもらってから大きなお願いをする「フットインザドアテクニック」は、ビジネスの場でも活用されていると紹介されています。
おとり効果
- •松・竹・梅と3つのランクがあると、多くの人が真ん中の「竹」を選びやすいのは、この効果によるものだとか。
- •人は物事を相対的に判断するという心理が働くそうです。
流行の裏側
- •流行には、「人とは違うことをしたい」という独自性と、「人と同じことをしていたい」という同調性という2つの性質が大きく関わっていると解説されています。
互恵的利他性
- •人は何かをしてもらったら「お返しをしたくなる」という性質のこと。
- •この性質があるからこそ、長期的に見ると「与える人(ギバー)が一番得をする」という結論が導き出されると説明されています。
これらの知識を学ぶことで、心理的な影響に惑わされずに合理的な判断ができるようになり、生きるのが結構楽になるんじゃないかと思えるほど、価値の高い一冊だと紹介されています。
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