
3分で読める! 人を殺してしまった話 (宝島社文庫)
最高の書き出しで無限に妄想が膨らみました【6選】
ほんタメさんが紹介
おすすめコメント
「人を殺してしまった話を3分で読める」という、すごいタイトルだと紹介されています。
その名の通り、たくさんのミステリーが3分で読める短編集だそうです。
この本の最大の特徴は、収録されている全ての作品が「人を殺してしまった」という衝撃的な一文から始まるという、書き出しが固定された形式であることだとか!
犯人探しをするのではなく、犯人の時況から物語が始まるため、犯人が誰なのかは最初から分かっているそうです。
動画内では、特にインパクトのある作品として中山七里さんの「被告人 36号」が紹介されています。
その書き出しは「人を殺してしまった。私ヒューマロイド射 R365 型は法廷に立った今もその事実を受け入れられずにいた。」というもの。
この一文から、以下のような点が気になると説明されています。
- •人を殺してしまったのが人間ではなく、ヒューマノイド(ロボット)であるというSF設定。
- •そのロボットが法廷に立っているという、少し未来を思わせる世界観。
- •ロボット自身は殺した事実を「受け入れられずにいる」と語っており、自覚がない様子がうかがえること。
「どうやって人を殺してしまったのか?」という謎が深まり、「いい!」「気になる!」と、とても興味を惹かれる作品だと紹介されています!
同じ書き出しから始まるのに、SFだったり、様々な設定で全く違う物語が楽しめるのがこの本の魅力のようです。
サクッと読めるのに、強烈なインパクトを残す作品が集まっているそうですよ。
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