最高の書き出しで無限に妄想が膨らみました【6選】
📅 2025年7月30日
この動画で紹介されたおすすめ商品(6個)

箱庭クロニクル
坂崎おさんの短編集として紹介されています。
- •収録されている短編「温かくも柔らかくもないそれ」の書き出しが、「ゾンビは治る。松本清しに薬が売ってる。」という衝撃的な一文から始まるそうです。
- •この書き出しには「かまされる!」そうで、「これ気にならない人いないわな!」と紹介されています!
- •ファンタジーとリアルの絶妙なバランスが魅力で、「マツモトキヨシ」というリアルな固有名詞と「ゾンビ」というファンタジーのギャップが良いのだとか。
- •特徴的な点として、なんと本の帯に収録されている全作品の書き出しが載っていると紹介されています。
- •その中でも、この「ゾンビは治る。」の書き出しが一番インパクトがあったそうです。

世界99 上 (集英社文芸単行本)
「好きな本の書き出し」を紹介する企画の中で、特に想像が広がる書き出しとして紹介されています。
その書き出しは「小さな分裂を繰り返しながら私は生きている。」という一文だそうです。
- •一見すると、生物学的な細胞分裂を指しているようにも読めるそう。
- •しかし、『世界99』というタイトルとこの書き出しを組み合わせることで、「一体何が分裂するのだろう?」と、物語への興味が一気に掻き立てられると語られています。
この「分裂」が意味するものについて、
- •プラナリアのように体が分裂する話なのか?
- •それとも精神的な分裂や、多重人格などを扱った物語なのか?
と、様々な想像ができる点が魅力だとか。
たった一文から作品全体を象徴し、読者に多くのことを考えさせる、含みのある書き出しの面白さが紹介されています。

世界99 下 (集英社文芸単行本)
村田沙耶香さんの作品『世界99』は、その印象的な書き出しが紹介されています。
小さな分裂を繰り返しながら私は生きている。
この一文から、どんな物語が始まるのか、非常に興味をそそられるそうです。
- •一見すると、「細胞分裂」のような生物学的な話かと思うかもしれないと語られています。
- •しかし、この作品のタイトルと合わせて考えると、この「分裂」が一体何を意味するのか、様々な想像が膨らむ点が魅力だとか。
- •もしかしたら精神的な分裂や、多重人格といった含みがあるのかもしれない、と考えさせられるそうです。
- •書き出しの一文から「想像ができる」「ここから広がりが多い」と感じられ、物語の世界がどうなっていくのかとても気になる作品として紹介されています!

新装版 殺戮にいたる病 (講談社文庫)
どんでん返しで有名な名作として紹介されています。
この作品の最大の特徴は、物語がプロローグではなくエピローグから始まることだとか!
「エピローグ ガモウミノルは逮捕の際 全く抵抗しなかった。」という、犯人が捕まった瞬間から物語がスタートするそうです。
- •この時系列がずれている構成が「ゾワッとする」「いい!それはいい!」と絶賛されています。
- •逮捕のシーンも「え、なんですか」といった調子で、何が起こっているかわからないくらい緩い雰囲気だそう。
- •しかし、そのポップな入り口とは裏腹に、中身は結構ハードでグロいシーンもあるそうで、そのギャップにびっくりしてしまうとのこと。
たった2ページほどのそっけないエピローグから、一体どんな物語が展開されるのか。書き出しの仕掛けが「すごく好き」と語られる、注目の作品だそうです。

誰も悲しまない殺人 (ハヤカワ・ミステリ文庫)
「私の名前はリジウーレット。あなたがこれを読んでいる。今、私はもう死んでいる。」という、衝撃的な書き出しから始まる海外ミステリーとして紹介されています。
「いいね!」「こういうのたくさんちょうだい!」と絶賛されるほど、この始まり方は魅力的だそう!
- •タイトル「誰も悲しまない殺人」と書き出しの掛け算で「これ読まなきゃな」となる作品だとか。
- •死んだはずの人物が語り手という特殊設定が特徴で、ミステリーをたくさん読んできた人ほど嬉しくなってしまうそうです。
- •「なぜ誰も悲しまないのか?」「どうして死んでしまったのか?」と、想像が膨らんでしまうと紹介されています。
死者が語り手という、普通の作品ではないことが一行でわかるため、「気になっちゃう」「絶妙に読みたくなる」とのことです。

3分で読める! 人を殺してしまった話 (宝島社文庫)
「人を殺してしまった話を3分で読める」という、すごいタイトルだと紹介されています。
その名の通り、たくさんのミステリーが3分で読める短編集だそうです。
この本の最大の特徴は、収録されている全ての作品が「人を殺してしまった」という衝撃的な一文から始まるという、書き出しが固定された形式であることだとか!
犯人探しをするのではなく、犯人の時況から物語が始まるため、犯人が誰なのかは最初から分かっているそうです。
動画内では、特にインパクトのある作品として中山七里さんの「被告人 36号」が紹介されています。
その書き出しは「人を殺してしまった。私ヒューマロイド射 R365 型は法廷に立った今もその事実を受け入れられずにいた。」というもの。
この一文から、以下のような点が気になると説明されています。
- •人を殺してしまったのが人間ではなく、ヒューマノイド(ロボット)であるというSF設定。
- •そのロボットが法廷に立っているという、少し未来を思わせる世界観。
- •ロボット自身は殺した事実を「受け入れられずにいる」と語っており、自覚がない様子がうかがえること。
「どうやって人を殺してしまったのか?」という謎が深まり、「いい!」「気になる!」と、とても興味を惹かれる作品だと紹介されています!
同じ書き出しから始まるのに、SFだったり、様々な設定で全く違う物語が楽しめるのがこの本の魅力のようです。
サクッと読めるのに、強烈なインパクトを残す作品が集まっているそうですよ。
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