電子版 謎のトレーダー「しん」の〈株〉バリュー投資法:

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聞いてわかる投資本チャンネル
【聞き流しでOK】バリュー株で富を築いた個人投資家たちの手法

聞いてわかる投資本チャンネルさんが紹介

おすすめコメント

19年前に出版され、評価が非常に高かった名著が電子復刻版として蘇ったと紹介されています。

著者は当時、契約社員として働きながら3年間で投資資金を約400万円から8700万円へと20倍以上に増やしたという、すごい成績を出した方だそうです。本書では、その具体的な手法が語られているとのこと。

年収200万円台の契約社員時代、夫婦で力を合わせ月10万円とボーナス全額を貯金し、投資の元手を作ったという地道な背景もあるとか。通勤電車の中を「自分の書斎」として勉強を重ね、実践経験を積んでいったそうなので、非常に親近感が湧く部分もあるかもしれません。

投資スタイルは、バフェットやグレアムを師と仰ぐ「バリュー株投資」が基本とされています。
これは、会社の本当の価値(本質的価値)よりも低い株価で放置されている銘柄を見つけ出し、市場がその価値に気づいて株価が適正水準に戻る過程で利益を得る手法だとか。動画内では「10000円が入ったお財布が5000円で売られているような状況」と、分かりやすく例えられています。

特に本書では、企業の「解散価値」を重視しているそうです。
株価が解散価値をどれだけ下回っているかを示す「安全域」を測ることで、下落リスクが少なく、かつ割安な銘柄を見つけ出す考え方が紹介されています。

この本で学べること

  • 著者独自の解散価値の算定方法
  • 新流の財務諸表の読み方
  • PERやROEなどを含めたスクリーニング基準
  • 適切な「売り時」についての考え方
  • 追加投資をした場合の正確なパフォーマンス計算方法

個人投資家は「待つ時間」を味方につけられることが利益の源泉になる、という考え方も示されているそうです。

バリュー投資の基礎固めにぴったりな一冊として紹介されています。

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