時計館の殺人〈新装改訂版〉(上) 「館」シリーズ (講談社文庫)

時計館の殺人〈新装改訂版〉(上) 「館」シリーズ (講談社文庫)

ほんタメ
おすすめミステリ傑作選21冊【総集編】

ほんタメさんが紹介

おすすめコメント

特殊な建造物が登場するミステリーとして紹介されている、綾辻行人先生の「館」シリーズ第5作品目です。「こんな建造物あったら行ってみたい!」と思わせるような作品だとか。

物語の舞台と展開

  • 物語の舞台は、108個もの時計が飾られた奇妙な「時計館」。
  • この館をめぐっては、関係者たちが次々と不審な失踪死を遂げるという良くない噂が立っているそうです。
  • 興味を持って館を訪れた男女9人は、なんと中に閉じ込められてしまいます
  • 閉ざされた館の中で、凄惨な連続殺人が発生。仲間たちが次々と殺されていく中、誰もが疑心暗鬼に陥っていくというストーリーが展開されると紹介されています。

本格ミステリーとしての魅力

館の中の惨劇と、外にいる名探偵・島田潔の物語が同時進行で進む構成になっているそう。読者は中の様子を知っているため、「早く気づいて解決して!」とハラハラさせられるようです。

この作品は、トリックや謎に重点が置かれた本格ミステリーと説明されています。犯人やトリックに関する手がかりは、読者にも完全に分かる形で提示されるため、謎解きにチャレンジできるというフェアな作りになっているとか。ただし、そのトリックは非常に難解で、すごく印象に残るものだと紹介されています。

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