
改訂完全版 斜め屋敷の犯罪 (講談社文庫)
おすすめミステリ傑作選21冊【総集編】
ほんタメさんが紹介
おすすめコメント
ミステリーの「館」ジャンルを語る上で欠かせない、戦区的な存在として紹介されています。後世の作家に大きな影響を与え、ある有名作家の名前の由来にもなったほどだとか。
物語の舞台は、その名の通り断崖絶壁に建てられた斜めの屋敷。
- •そこで起こるのは、不可解な連続密室殺人だそう。
- •30の鍵がかかった扉に、20cm幅の換気口しかない部屋で、どのように殺人が行われたのかが大きな謎として描かれています。
この作品の大きな特徴として、名探偵の登場が最後の最後であることが挙げられています。
- •それまでは警察の視点で物語が進み、難解な設計図を前に「なんだこりゃ」と混乱する様子が描かれているため、読者も一緒にモヤモヤを体験できると説明されています。
- •しかし、名探偵・御手洗潔が登場した瞬間に、そのもどかしさが一気に解けていくのが見どころだとか!
- •もし彼が現れなければ、事件は迷宮入りだっただろうとまで言われています。
1982年の作品でありながら、今なお色褪せない魅力を持つ一冊として紹介されています。
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