
5文字で百人一首
【児童書の売り上げは落ちていない】講談社の敏腕編集者・酒井友里が紹介する大人が楽しめる児童書/人間関係の悩みに効く温泉/百人一首や四字熟語を5文字で/社会課題が自分ごとに【Human Insight】
TBS CROSS DIG with Bloombergさんが紹介
おすすめコメント
暗記ゲームになりがちな百人一首を、もっと楽しく学べるようにするというコンセプトの一冊として紹介されています。
勉強とは「押し付けられて学ぶ」ものではないという考えから、百人一首を大胆にも5文字に落とし込み、興味を持つきっかけを作る新しい切り口が面白いと説明されています。
◆ユニークな5文字の例
動画内では、以下のような例が紹介されていました。
- 「淡路島 かよふ千鳥の 鳴く声に 幾夜寝覚めぬ 須磨の関守」
- •→ 「一度(いちど)とりうるさい」
- 「天つ風 雲の通ひ路 吹きとぢよ をとめの姿 しばしとどめむ」
- •→ 「アンコール」
- 「やすらはで 寝なましものを さ夜更けて かたぶくまでの 月を見しかな」
- •→ 「連絡しろよ」
「もう一度見たい」という気持ちを「アンコール」という5文字に収めたのは、著者は天才だな!と感動したそうです。
◆おすすめポイント
- 興味のきっかけになる
- •キャッチーな5文字から、「この歌の背景はどうなってるんだろう?」と、地名や時代背景など、さらに深い学びへと興味が広がっていくそうです。
- 昔の人に共感できる
- •「連絡しろよ」「とりうるさい」といった表現から、遠い存在に感じがちな昔の人も、自分たちと同じようなことで悩んだり感動したりしていたんだなと親近感が湧くとのこと。
- 能動的な学びに変わる
- •「自分だったらどんな5文字にするかな?」と考えるゲーム性があり、受け身の暗記ではなく、自分から学ぶ楽しさを体験できると紹介されています。
「普通に学ぶよりも頭に入ってきやすい」「小さい頃にこれがあったら百人一首を好きになったかもしれない」とも語られており、子供はもちろん、知識を忘れがちな大人が学び直すきっかけとしても最適な一冊だそうです。
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