【児童書の売り上げは落ちていない】講談社の敏腕編集者・酒井友里が紹介する大人が楽しめる児童書/人間関係の悩みに効く温泉/百人一首や四字熟語を5文字で/社会課題が自分ごとに【Human Insight】
📅 2025年8月8日
この動画で紹介されたおすすめ商品(9個)

保健室経由、かねやま本館。
大人からも感想が多い作品として紹介されています。
疲れた中学生だけが行ける温泉が、保健室の地下にあるという設定で、「最高!」との声も上がっているそうです。
- •30日間、1日50分限定で、悩んだり疲れたりしている子がその温泉に行けるのだとか。
- •温泉は毎回その子に合ったものが用意され、入ることで自分を見つめ直したり、自身の感情と向き合い直せるような効能があると説明されています。
悩みに効く温泉
肩こりなどではなく、嫉妬や諦めといったネガティブな感情や、「学校に行けない」といった気持ちと向き合うために用意されているそうです。
温泉に入ると自分自身の姿の湯が出てきて、それを客観的に見ることで自分を省みる、というリアルな描写が子供たちから好評だとか。
大人からの反響も多数!
- •「自分も中学生に戻った気持ちで読んだ」「かねやま本館に行きたかった」という感想が多く寄せられているそう。
- •「自分が子供の時に出会っておきたかった」という感想が一番多いと紹介されています。「そしたら、もうちょっと子供時代を楽に過ごせたかもしれない」という声もあるだとか。
- •思春期特有の悩みだけでなく、大人が抱える悩みに効く温泉も用意されているため、「自分も今こういう悩みがあるから、こういう温泉があったらいいのに」と感じる読者もいるようです。
- •この作品を読んで「温泉いいな」と思い、実際に温泉旅行に行ったという感想も届いているそうです。
疲れている子供にも大人にも、ぜひ読んで欲しい一冊として紹介されています。

どっち?
木彫りクリエイターの方による、食べ物にめちゃくちゃそっくりな木彫りの作品と本物の食べ物、どちらが木でできているかを当てるクイズ形式の絵本として紹介されています。
- •あまりにリアルで、全問正解するのはほぼ不可能なんじゃないか、とのこと!
- •液体を木で表現するなど、その斬新な発想がすごい!と紹介されています。
答えのページでは、ただ正解を示すだけでなく、本当に木でできていることが分かる工夫が凝らされているそうです。
例えば、液体を持ち上げて木の部分を見せたり、コーヒー豆を潰そうとして砕けない様子を見せたりといった、ギミック的な見せ方がおしゃれだとか。
答えを見せるビジュアルもすごくおしゃれで、デザイナーと作家さんのアイデアがすごい!と絶賛されています。
言葉が分からなくてもある程度楽しめるため、お子さんはもちろん、大人が見ても絵としてすごくスタイリッシュでおしゃれだと感じる絵本だそうです。その見た目のスタイリッシュさが、大人にも刺さるポイントだと紹介されています。

5文字で四字熟語
暗記ゲームになりがちな四字熟語学習を、もっと面白くするための画期的な一冊として紹介されています!
この本は、教養として知っておきたい四字熟語を、なんと「身も蓋もない」たった5文字に落とし込んでしまうという、とてもユニークなアプローチが特徴だそうです。
例えば、以下のように紹介されています。
- •「阿鼻叫喚」 → 「うわ、ひどい」
- •「不倶戴天」 → 「絶対許さん」
- •「付和雷同」 → 「イエスマン」
このように、普段ピンとこない四字熟語も、5文字になることで直感的に意味が頭に入ってくると説明されています。
日常生活ではあまり使わなくても、新聞や会話で突然出てきて「どういう意味だっけ…」と焦ることはありませんか?
この本は、大人が「分かっているふり」でスルーしがちな言葉を、「ああ、そうだった!」と思い出すきっかけにもなるそうです。
ただ読むだけでなく、「自分だったらどんな5文字にするかな?」と考えてみることで、ゲーム感覚で能動的に学ぶことができるのも大きな魅力だとか。
これは、「受動的な学び」を「能動的な学び」に変えるという、作者の「楽しく学んでほしい」という想いが込められているからだそうです。
子供はもちろん、知識をアップデートしたい大人にもおすすめの一冊として紹介されています!

5文字で百人一首
暗記ゲームになりがちな百人一首を、もっと楽しく学べるようにするというコンセプトの一冊として紹介されています。
勉強とは「押し付けられて学ぶ」ものではないという考えから、百人一首を大胆にも5文字に落とし込み、興味を持つきっかけを作る新しい切り口が面白いと説明されています。
◆ユニークな5文字の例
動画内では、以下のような例が紹介されていました。
- 「淡路島 かよふ千鳥の 鳴く声に 幾夜寝覚めぬ 須磨の関守」
- •→ 「一度(いちど)とりうるさい」
- 「天つ風 雲の通ひ路 吹きとぢよ をとめの姿 しばしとどめむ」
- •→ 「アンコール」
- 「やすらはで 寝なましものを さ夜更けて かたぶくまでの 月を見しかな」
- •→ 「連絡しろよ」
「もう一度見たい」という気持ちを「アンコール」という5文字に収めたのは、著者は天才だな!と感動したそうです。
◆おすすめポイント
- 興味のきっかけになる
- •キャッチーな5文字から、「この歌の背景はどうなってるんだろう?」と、地名や時代背景など、さらに深い学びへと興味が広がっていくそうです。
- 昔の人に共感できる
- •「連絡しろよ」「とりうるさい」といった表現から、遠い存在に感じがちな昔の人も、自分たちと同じようなことで悩んだり感動したりしていたんだなと親近感が湧くとのこと。
- 能動的な学びに変わる
- •「自分だったらどんな5文字にするかな?」と考えるゲーム性があり、受け身の暗記ではなく、自分から学ぶ楽しさを体験できると紹介されています。
「普通に学ぶよりも頭に入ってきやすい」「小さい頃にこれがあったら百人一首を好きになったかもしれない」とも語られており、子供はもちろん、知識を忘れがちな大人が学び直すきっかけとしても最適な一冊だそうです。

5文字で星座と神話
「5文字で」シリーズの一つとして「星座と神話」版があると紹介されています。
このシリーズは、暗記ゲームになりがちな教養を、誰もが思わず見てしまうようなキャッチーな5文字に落とし込んでしまうという、非常に新しい切り口の本だそうです。
- •星座や神話といったテーマを、インパクトのある5文字で表現することで、なんとなく頭に入ってしまう効果があるだとか。
- •ただ覚えるだけでなく、「自分だったらどんな5文字にするかな?」と考えることで、ゲーム性を持って能動的に学べるようになっているとのこと。
- •受動的な学びから能動的な学びに変わる瞬間を体験でき、学ぶ楽しさそのものを学べると説明されています。
小学生が勉強の入り口として入りやすいと紹介されており、大人でも知っているふりをしていた知識を楽しく学び直すきっかけになりそうだということです。

ぼくの色、見つけた! (文学の扉)
色覚障害のある主人公の物語として紹介されています。
この本は、多様性について学ぶ上でフィクションであることの良さがあると語られています。
単に知識として学ぶ「お勉強本」ではなく、共感ベースで物語が進むため、自分とは違う誰かが抱える困り事をより深く、腑に落とすことができるそうです。
- •友達に仲間外れにされて嫌だった経験など、誰もが持っている気持ちと重ね合わせながら読み進められる。
- •そのため、どういう立場の人であっても構えることなく、主人公の視点に立つことができると紹介されています。
読書感想文の課題図書にも選ばれており、「豊かな心の成長が得られる」「安心して読める作品」として推奨されているとのこと。
制作にあたっては、色覚障害の当事者やその周りの人々へ多くの取材がなされたそうです。
「色覚障害の人は自分と違う」という感想ではなく、「みんな何かしらの困り事を抱えていて、それをどう乗り越えていくか」という、より普遍的なテーマを大切にしていると語られています。
実際に読んだ子どもたちからは、
- •「自分が困った時にどう声を上げればいいか学べた」
- •「色覚障害というテーマについてだけでなく、自分ごととして捉えて感想を書く子が多い」
といった反響が寄せられているそう。
社会的な課題や多様性について、自分とは違う誰かの気持ちを想像する入り口として、大人にも子どもにもおすすめの一冊だとか。

マンガでわかるLGBTQ+
セクシュアルマイノリティの困り事を、漫画のエピソード形式で分かりやすく知ることができる一冊として紹介されています。
いわゆる勉強のための専門書というよりは、もっと柔らかく、身近な疑問から学べる本だそうです。
元々興味がある人向けの専門用語が多い難しい本ではなく、「自分の周りにいて困っている人にどう接したらいいのか」「何に嫌な思いをしているのか」といった、より実践的な内容を目指して企画されたとのことです。
- •合間には「今更聞けない」Q&Aや知識に関するコラムが挟まれているそうです。
- •「こういう時どうしていいかわからない」「調べても出てこない」といった、多くの人が抱える疑問を全て詰め込んでいる本だとか。
読者からは「ちゃんと知れてよかった」「何に困っているのかが腑に落ちた」といった感想が非常に多かったと紹介されています。
制作にあたっては、当事者の方だけでなく、その周りの人、さらにはあまり好意的に思っていない人など、さまざまな立場の人に話を聞き、みんなが何を考えているのかを話し合って作品に落とし込んでいるそうです。
※2021年に出版された本のため、一部情報が古い部分も含まれているとのことです。

がっこうのおばけずかん (どうわがいっぱい 97)
大人が知らないベストセラーとして紹介されている、子どもたちの世界で大人気のシリーズだそうです。
- •子どもたちの間での認知度はほぼ100%で、シリーズ累計ではミリオンセラーを超えているとのこと!
- •小学校1、2年生の子どもたちに好きな本を選んでもらうと、多くの子が「読んだことある」「図書館にあった」と言いながらこの本を手に取るそうです。
- •意外と大人には知られていない一方で、子どもに聞くと「みんな知ってる」と言われるような作品だとか。
小学校低学年や未就学児の子たちが、読み聞かせで楽しんだり、初めての一人読みに挑戦したりするのにぴったりの一冊として紹介されています。
作者の方は70歳を超えているにもかかわらず、今の子供たちが何にハマっているのかを熱心に観察し、ゲームなどもプレイする情熱的な方だそうです。そのため、この本を読むと、現代の子供たちがどんなことに興味を持つのかを知るヒントにもなる、と紹介されています。
Amazonのアソシエイトとして、当サイトは適格販売により収入を得ています。
