
ぼくの色、見つけた! (文学の扉)
【児童書の売り上げは落ちていない】講談社の敏腕編集者・酒井友里が紹介する大人が楽しめる児童書/人間関係の悩みに効く温泉/百人一首や四字熟語を5文字で/社会課題が自分ごとに【Human Insight】
TBS CROSS DIG with Bloombergさんが紹介
おすすめコメント
色覚障害のある主人公の物語として紹介されています。
この本は、多様性について学ぶ上でフィクションであることの良さがあると語られています。
単に知識として学ぶ「お勉強本」ではなく、共感ベースで物語が進むため、自分とは違う誰かが抱える困り事をより深く、腑に落とすことができるそうです。
- •友達に仲間外れにされて嫌だった経験など、誰もが持っている気持ちと重ね合わせながら読み進められる。
- •そのため、どういう立場の人であっても構えることなく、主人公の視点に立つことができると紹介されています。
読書感想文の課題図書にも選ばれており、「豊かな心の成長が得られる」「安心して読める作品」として推奨されているとのこと。
制作にあたっては、色覚障害の当事者やその周りの人々へ多くの取材がなされたそうです。
「色覚障害の人は自分と違う」という感想ではなく、「みんな何かしらの困り事を抱えていて、それをどう乗り越えていくか」という、より普遍的なテーマを大切にしていると語られています。
実際に読んだ子どもたちからは、
- •「自分が困った時にどう声を上げればいいか学べた」
- •「色覚障害というテーマについてだけでなく、自分ごととして捉えて感想を書く子が多い」
といった反響が寄せられているそう。
社会的な課題や多様性について、自分とは違う誰かの気持ちを想像する入り口として、大人にも子どもにもおすすめの一冊だとか。
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